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エンケン、20年ぶり月9レギュラー「もう機会がないのかなと…」 山口紗弥加ら7人キャスト決定

 俳優の遠藤憲一(57)と女優の山口紗弥加(39)が4月スタートの窪田正孝(30)主演によるフジテレビ系連続ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(毎週月曜 後9:00)にレギュラー出演が決定。あわせて、浅野和之和久井映見浜野謙太丸山智己矢野聖人ら7人の参加も発表された。いまや連ドラ常連となったエンケンこと遠藤と山口ら演じる個性的なキャラクターたちが平成最後の“月9”ドラマとなる今作を盛り上げていく。

4月期月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』に出演する(上段左から)遠藤憲一、山口紗弥加、(中段左から)浅野和之、和久井映見、(下段左から)浜野謙太、丸山智己、矢野聖人

4月期月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』に出演する(上段左から)遠藤憲一、山口紗弥加、(中段左から)浅野和之、和久井映見、(下段左から)浜野謙太、丸山智己、矢野聖人

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 同ドラマは現在、漫画誌『グランドジャンプ』(集英社)で連載中の原作を実写化。窪田演じる診療放射線技師の主人公・五十嵐唯織は、写真には必ず“真実”が写ると信じている。アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた後に帰国し、本田翼演じる甘春杏が放射線科医として勤務する甘春総合病院で働き始めることに…。患者の病、けがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描いていく。
 
 現在放送中の『私のおじさん〜WATAOJI〜』(テレビ朝日)、『さすらい温泉▲遠藤憲一』(▲は温泉マーク・テレビ東京)をかけもつなど、引っ張りだこの遠藤だが“月9”レギュラーは『氷の世界』(1999年10月期)以来、20年ぶり。遠藤演じる先輩放射線技師・小野寺俊夫(おのでら・としお)は、普段はだらしなくギャンブル好き。しかし、本当は技師としての腕はピカイチで、早くから唯織の天才的な才能に気づいているといったキャラクターだ。

 遠藤は「月9は恋愛ものが多いし華やかなので、もう出演する機会がないのかなと思っていたのですが、今回お声がけいただき、うれしく思います」とオファーに歓喜。「原作ものはキャラクターに期待度が高いので、裏切らないように頑張ります」と意気込む。

 そして、唯織と同じく放射線技師として勤務する黒羽たまき(くろはね・たまき)を演じる山口は10月期『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日本テレビ)でテレビドラマ月主演を飾ると現在放送中の『絶対正義』(フジ・東海テレビ)でも2期連続主演するなど今、乗りに乗っている女優の一人。男勝りな独身女子で性格はドSで毒舌。だらしない小野寺に代わり、実質、放射線技師のメンバーを牛耳っている裏のボス?的存在。

 山口は「診療放射線科の話と聞いて、正直、全くその世界が分からなかったので、そこにどんなドラマがあるんだろうと、想像もつきませんでした。急いで原作を読み、思ったことは、“一刻も早くドラマにして皆さんにお届けしたい!”です。今までにない医療ドラマになる、そんな予感にわくわくしています」と胸を高鳴らせる。

 そんな彼らが籍を置く放射線科の科長兼診療部長を務める鏑木安富(かぶらぎ・やすとみ)役には、浅野。鏑木は、地位や名声をほしがり、院長の座を狙っている。厄介ごとを起こす唯織を病院から早く追い出したいと思っているといったは嫌なヤツぶりに浅野は「徹底的に“嫌われ者”を演じたいと思います!」と堂々、宣言。

和久井は、彼らを束ねる病院長・大森渚(おおもり・なぎさ)を演じる。連ドラでの医者役は初となり、甘春総合病院の“良心”であり、周りのみんなを優しく見守る母のような存在。大河ドラマ『平清盛』(2012)で窪田の母親役を演じた経験から2人の息の合った芝居にも期待がかかるなか、和久井は「窪田さんとまたドラマでご一緒させていただけることがとてもうれしく、スタッフ・キャスト皆様、また再会させていただける方、初めてご一緒させていただける方との時間にうれしくも緊張しております」と心境を語っている。

 また、唯織らと共に放射線技師として働く軒下吾郎(のきした・ごろう)を浜野謙太、威能圭(いのう・けい)を丸山智己、そして悠木倫(ゆうき・りん)を月9初出演の矢野聖人がそれぞれ演じることも決定。患者の病、ケガの根源を見つけ出す“縁の下のヒーロー”たちの戦いを描いていく。

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