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中村勘九郎、『真田丸』三谷幸喜氏からメール「数字は気にしないほうがいい」

 俳優の中村勘九郎が4日、東京・渋谷のNHKで行われた大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の試写会(第10回・第11回)に集まったメディアの取材に応じ、2016年に放送された大河ドラマ『真田丸』の作者・三谷幸喜氏から「数字は絶対に気にしないいほうがいいよって、メールくれたりして、みんなやさしいな」と、苦笑いしながら明かした。

NHK大河ドラマ『いだてん』の主演・中村勘九郎(C)NHK

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 視聴率について「気にしなきゃいけないのかな、っていう感じですね。ごめんなさい。ドラマに出ている経験があまりないので…。自分的にはそんなに気にしていないんですけれども、周りがすごく心配してくれているというか」と、恐縮。「多くの方に観てほしいな、という気持ちはあります。BS4Kだったり、(午後)6時からのBSプレミアムだったり、観る方法があるので、リアルタイムでも観てもらいたいですが、多くの方に観ていただけるのなら、録画でもいいなって」と、話していた。

 10日放送の第10回から第13回までの4回は、ストックホルムオリムピックで奮闘した、主人公・金栗四三(中村勘九郎)と三島弥彦(生田斗真)の姿をたっぷり描く。

 中村は昨年8月に約1ヶ月の日程で実行されたストックホルムロケを振り返り、「現地のスタッフも交えて撮影していたんですが、撮影においても文化の違いがあって、金栗さんたちの心境というか、境遇に似ているな、と思いました。ぶつかりあったりもしましたが、とても濃厚なひと月でした。役者をやっていて、ひと月におよぶ海外ロケは経験なかったんですが、あれだけ濃い毎日を送れたのはプラスにもなりましたし、今後の自信にもなりました」と、その実感に曇りはない様子。

 第10回・第11回の演出を担当した西村武五郎氏は「ストックホルム青春編ということで、前半のクライマックスとして力を入れて作りました。第1回に、嘉納治五郎さんが共感した『paix(ペ)』=平和をオリンピックでどう表現していくか、金栗さんと三島さんの若い2人が現地の人とどう交流して戦っていくか。宮藤官九郎さんの中でもストレートな青春編ですので、ストレートに感動していただけるように作りました」と、アピールしていた。

■第10回「真夏の夜の夢」
ストックホルムに到着した四三(中村)だが、夜になっても明るい白夜に苦しめられる。大森兵蔵(竹野内豊)の体調が芳しくないため、四三は弥彦(生田斗真)と共に自分たちだけでトレーニングを開始。だが、外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと複数の選手で一緒になって練習に励む姿を見て、明らかな差と孤独に滅入っていく。ついに正気を失った弥彦がとんでもない行為に…。その頃、「朝太」になった孝蔵も、円喬(松尾スズキ)の話術を必死に盗もうと取り組むが、そのすごさに圧倒される。

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