『第42回日本アカデミー賞』の授賞式が1日、都内で開催され、俳優の役所広司(63)が映画『孤狼の血』(白石和彌監督)で最優秀主演男優賞を受賞した。役所が同賞を受賞するのは第20回の『Shall we ダンス?』(96年)、第21回の『うなぎ』(97年)で2年連続受賞して以来、3回目。 ステージに登壇した役所は「いやあ、本当に意外でした」と驚きの表情。「(第14回で)岸部一徳さんが最優秀とられたときに『こんなことってあるんだなあ』とおっしゃったのを会場で聞いていて、すごく感動した記憶があるんです」と振り返り、「一徳さんのスピーチがとても素晴らしくて、最優秀主演男優賞は2年連続でいただいた以来、ずっともらっていなかったんですけど、最優秀というのは難しいことなんだなあと感じました」としみじみと語った。
2019/03/01