大阪城公園内に誕生した「COOL JAPAN PARK OSAKA」TTホールのこけら落とし公演『「さんま・岡村の花の駐在さん」〜駐在さんが復活って、そんなアホなことあるか、それはないやろ…ホンマや!!〜』が23日、上演された。

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　『花の駐在さん』は、1976年から86年までABCで放送されていた人気コメディー。復活公演では、明石家さんま、ナインティナイン・岡村隆史をはじめ、「初代・駐在さん」の桂文枝、西川きよし、間寛平、今くるよ、今田耕司ら豪華芸人が勢ぞろいした。

　本編前、警官姿のさんまと岡村が恒例のオープニングトークを展開。復活の経緯や、さんまのギャグ「アホちゃいまんねん、パーでんねん」の誕生秘話が飛び出し、開始早々に15分押し。岡村が「きょうは、何時に終わるかわかりませんよ！」と笑うと、観客も大きく沸いた。

　岡村が“憧れていた”という「花の駐在さん、始まります！」と、おなじみのかけ声で本編がスタート。物語の内容は、長く駐在所に勤めてきた明石（さんま）が定年退職を迎え、その任務を岡村が引き継ぐというもの。

　「初代駐在さん」の文枝は、署長役として登場。さんまが若手時代に文枝から怒られた話を暴露されるなど、延々と掛け合いを展開すると「こんなに疲れる舞台は初めて」と充実感をにじませる。そのほか、村長役のきよし、寛平じいさん役の寛平らが続々登場し、アキナ、和牛、アインシュタインら若手芸人がモノボケ大会で場を盛り上げた。

　2時間半を予定していた同公演は、45分オーバーの3時間15分の大熱演となった。駐在さんのバトンを引き継いだ岡村は「4年に一度はやりたいです。またここで『花の駐在さん』ができたら」と意欲を見せていた。

　この日の模様は、ABCで3月9日（後3：00〜）に放送される。