アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

松本穂香、アニメ声優初挑戦 『きみと、波にのれたら』伊藤健太郎と主要キャスト担う

 第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(17年)、Netflixで全世界配信中の『DEVILMAN crybaby』など数々の話題作を世に送り出してきた湯浅政明監督の新作アニメーション映画『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)の第2弾キャストとして、松本穂香伊藤健太郎の参戦が18日、発表された。

映画『きみと、波にのれたら』への出演が発表された(左から)伊藤健太郎、松本穂香(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

映画『きみと、波にのれたら』への出演が発表された(左から)伊藤健太郎、松本穂香(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 物語は、海辺の街を舞台に描いた青春ラブストーリー。第1弾キャストでは、雛罌粟港(ひなげし みなと)役にGENERATIONS from EXILE TRIBE片寄涼太、向水ひな子(むかいみず ひなこ)を川栄李奈でW主演を務めることが発表された。消防士の港と大学生のひな子は恋人同士になるが、ある事故で港が命を落としてしまう。すっかり落ち込んでしまったひな子だが、2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」と言われ再会を喜ぶひな子だが、一緒にいることができるのか、姿を見せた本当の目的も明かされていく。

 松本が演じるのは、港の妹でぶっきらぼうな高校生・洋子(ようこ)。「アニメの声優に挑戦したいとずっと思っていた」と語るように、今作が初めての声優。伊藤は、港の後輩・川村山葵(かわむら わざび)。人懐っこい性格だが、仕事では失敗を繰り返す新人消防士。

 松本は「物語は自信のない人たちの話で、何かを感じて、気づいて、前に進んでいくお話だと思います」とし「起こってしまうことは悲しいことですが、ポジティブで観ている人を元気づけられる素敵な映画になっていると思います」と誇った。伊藤は「全世代が楽しめる作品ですが、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観ていただけるとうれしいです」とコメントしている。

 脚本には『猫の恩返し』(02年)、『映画 けいおん!』(11年)、『若おかみは小学生!』(18年)などを担当した吉田玲子氏。音楽は湯浅監督の作品も担っている大島ミチル氏。湯浅監督は「洋子は感情とは裏腹に一番強がった、ステレオタイプになりがちな役柄ですが、松本さんが演じ、血の通った“らしい”キャラになりました。山葵は伊藤さんが演じることで愛すべき“感じの良い”キャラクターになっています。4人の活躍を早く観てほしいですね」と公開を心待ちにしている。

関連写真

  • 映画『きみと、波にのれたら』への出演が発表された(左から)伊藤健太郎、松本穂香(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
  • 映画『きみと、波にのれたら』で松本穂香と伊藤健太郎が演じるキャラクターデザイン(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
  • 映画『きみと、波にのれたら』メイン画像(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索