俳優の高橋克典(54)が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員 多加賀主水が悪を断つ』が10日(後9:00〜11:05)に放送される。シリーズ第2弾となる本作は“夜”に合わせた2時間ドラマとなった。
■夜に合わせて主水のキャラも変化 ティッシュ配りの秘話も
2017年10月に『日曜ワイド』枠で放送された『庶務行員 多加賀主水が許さない』に続く、シリーズ第2弾。元銀行マンという異色の経歴を持つ人気作家・江上剛氏の同名小説が原作となる。「原作のイメージはもっと地味な男。ヨレヨレでシワシワ。でも、1回目のドラマ化のときに日曜日の朝の枠に放送された。なので、スーパー戦隊の後のコンテンツで、家族の時間。日曜の朝に早起きして腰を落ち着けてドラマを見る人は、どういう人が見るのかと考えたときに、さわやかで軽いタッチになった」と第1弾を振り返る。
そして「今回は夜になったので、夜なりに。ネタがネタだけに夜に安心できそうな落とし所がいいと思ってやってみました。キャラ的には、前の方がおっちょこちょいで明るいキャラ。今回は原作の元刑事という部分を出してみました。あえて2時間エンターテインメントを思わせる作りになりました」と主水のキャラも変化したという。
高橋が演じる主水は、銀行の“雑用係”=庶務行員。普段はロビーで困っている客に対応したり、ATMの使い方を案内している。ティッシュ配りをするシーンも。「若いときにバイトしたことあるんです。楽しくやってました(笑)。現実の方が面白かったですね。結構、みんなもらってくれて。公演通りとかパルコの前でやってました」と懐かしみながら撮影をした。
今作では、「父親を銀行に殺された」と訴える小学生と出会い、その一家の再生のために奔走することに。小学生・大樹を演じるのは、子役の寺田心。高橋と寺田の共演は2015年『ホテルコンシェルジュ』(TBS)以来、約4年ぶりとなる。「お芝居が上手になってました。気合の入った芝居で驚きました。タレントさんじゃないお芝居でしたね。思いっきりがよかった」と成長を実感。「外国で賞ももらっちゃって」と『ミラノ国際映画祭2018』で外国語映画最優秀主演男優賞を獲得したことも祝福していた。
■王道を融合させると新鮮に!「今の時代にはない2時間ドラマになりました」
どこかミステリアスな雰囲気を持ちながらも、真面目で爽やか。すぐに街の人々から信頼を寄せられている人気者になる主水。類まれな問題解決能力と、どんな相手でもひるまず向かっていく正義感の持ち主でもあり、組織の悪事を見逃すことのできない性格のため、多種多様な職業を渡り歩いてきた過去を持っている。
アクション、コメディー、時代劇など縦横無尽に活躍し、これまでさまざまなヒーローを体現してきた。今作では主水の殺陣シーンも。当初、脚本にはなかったが自ら発案。
「時代劇と2時間ドラマをくっつけちゃったら、どうだろうとみんなで話し合いました。原作は極端な設定なんです。だから時代劇みたいな娯楽モノでいいかなって。そしたら意外と面白かったんです。理屈だけじゃなくて、そのフックがあったことで収まりがよくなったのではないかと思います」と結果的にポジティブな要素となった。
「今の時代にはない2時間ドラマになりました」ときっぱり。高橋のアイデアと思いが詰まったスペシャルドラマとなっている。
高橋、寺田のほか、前作に引き続き、夏菜、葛山信吾、風見しんご、庄野崎謙、加藤雅也、仁科亜季子も出演している。
■夜に合わせて主水のキャラも変化 ティッシュ配りの秘話も
2017年10月に『日曜ワイド』枠で放送された『庶務行員 多加賀主水が許さない』に続く、シリーズ第2弾。元銀行マンという異色の経歴を持つ人気作家・江上剛氏の同名小説が原作となる。「原作のイメージはもっと地味な男。ヨレヨレでシワシワ。でも、1回目のドラマ化のときに日曜日の朝の枠に放送された。なので、スーパー戦隊の後のコンテンツで、家族の時間。日曜の朝に早起きして腰を落ち着けてドラマを見る人は、どういう人が見るのかと考えたときに、さわやかで軽いタッチになった」と第1弾を振り返る。
そして「今回は夜になったので、夜なりに。ネタがネタだけに夜に安心できそうな落とし所がいいと思ってやってみました。キャラ的には、前の方がおっちょこちょいで明るいキャラ。今回は原作の元刑事という部分を出してみました。あえて2時間エンターテインメントを思わせる作りになりました」と主水のキャラも変化したという。
高橋が演じる主水は、銀行の“雑用係”=庶務行員。普段はロビーで困っている客に対応したり、ATMの使い方を案内している。ティッシュ配りをするシーンも。「若いときにバイトしたことあるんです。楽しくやってました(笑)。現実の方が面白かったですね。結構、みんなもらってくれて。公演通りとかパルコの前でやってました」と懐かしみながら撮影をした。
今作では、「父親を銀行に殺された」と訴える小学生と出会い、その一家の再生のために奔走することに。小学生・大樹を演じるのは、子役の寺田心。高橋と寺田の共演は2015年『ホテルコンシェルジュ』(TBS)以来、約4年ぶりとなる。「お芝居が上手になってました。気合の入った芝居で驚きました。タレントさんじゃないお芝居でしたね。思いっきりがよかった」と成長を実感。「外国で賞ももらっちゃって」と『ミラノ国際映画祭2018』で外国語映画最優秀主演男優賞を獲得したことも祝福していた。
■王道を融合させると新鮮に!「今の時代にはない2時間ドラマになりました」
どこかミステリアスな雰囲気を持ちながらも、真面目で爽やか。すぐに街の人々から信頼を寄せられている人気者になる主水。類まれな問題解決能力と、どんな相手でもひるまず向かっていく正義感の持ち主でもあり、組織の悪事を見逃すことのできない性格のため、多種多様な職業を渡り歩いてきた過去を持っている。
アクション、コメディー、時代劇など縦横無尽に活躍し、これまでさまざまなヒーローを体現してきた。今作では主水の殺陣シーンも。当初、脚本にはなかったが自ら発案。
「時代劇と2時間ドラマをくっつけちゃったら、どうだろうとみんなで話し合いました。原作は極端な設定なんです。だから時代劇みたいな娯楽モノでいいかなって。そしたら意外と面白かったんです。理屈だけじゃなくて、そのフックがあったことで収まりがよくなったのではないかと思います」と結果的にポジティブな要素となった。
「今の時代にはない2時間ドラマになりました」ときっぱり。高橋のアイデアと思いが詰まったスペシャルドラマとなっている。
高橋、寺田のほか、前作に引き続き、夏菜、葛山信吾、風見しんご、庄野崎謙、加藤雅也、仁科亜季子も出演している。
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2019/02/10