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古田新太、杉本哲太とW主演『隠蔽捜査』再び 「イメージが違う」の声「払拭する」

 杉本哲太古田新太のダブル主演で、2014年1月期に放送されたドラマ『隠蔽捜査』が2時間ドラマとして5年ぶりに復活。『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』が3月11日(後8:00〜10:00)に放送される。前シリーズで「今野敏さんの原作ファンの皆さんから、連続ドラマでは伊丹が一番イメージが違うと言われていました」と、忘れずにいた古田は「今回はそれを払拭できるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしてください」と、アピールしている。

杉本哲太(右)・古田新太(左)のダブル主演で今野敏氏原作の人気シリーズ最新作をドラマ化。TBS系『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』3月11日放送(C)TBS

杉本哲太(右)・古田新太(左)のダブル主演で今野敏氏原作の人気シリーズ最新作をドラマ化。TBS系『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』3月11日放送(C)TBS

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 原作は今野敏氏の「隠蔽捜査シリーズ」。これまで「吉川英治文学新人賞」「山本周五郎賞」「日本推理作家協会賞」、さらに17年にシリーズ全体で「第2回吉川英治文庫賞」を受賞するなど、数々の賞に輝いた人気作。今回は『小説新潮』で14年8月号〜16年2月号に連載、16年7月に単行本化された『去就―隠蔽捜査6―』をドラマ化する。

 主要キャストは連続ドラマと同じメンバーが再集結。杉本が演じる、東大卒で元エリート警察官僚の主人公・竜崎伸也は、息子の不祥事を自ら申告し、キャリア官僚としては異例の降格人事を受け入れ、大森北署署長として赴任した“変人”と呼ばれる男だ。

 古田が演じるもう1人の主人公は、私立大出身のキャリア、警視庁刑事部長の伊丹俊太郎。伊丹は竜崎とは相反して人当たりがよく物分りのいい男。そんな2人は幼なじみで同期でもある。

 物語は、階級や上下の面子に一切こだわらず降格をも恐れない竜崎と、本音と建前を使い分け周囲を気遣い、物事全てに柔軟な対応をする伊丹を軸に、事件解決の謎解きとスリル、そして警察内部の対立と闘争、そして家庭の事件をスリリングに、そして痛快に描く異色の警察ミステリー。

 共演には竜崎の妻・冴子役に鈴木砂羽、アクの強い刑事・戸高善信役に安田顕、そしてドラマオリジナルキャラクターで、竜崎と伊丹の同期、出世競争で一歩リードしている警察庁長官官房長・上條貴仁役に生瀬勝久が出演する。

 杉本は「今回は、古田新太さんと2人のシーンから撮影に入りました。そして、ライバル上條役の生瀬勝久さんや、妻役の鈴木砂羽さんと、それぞれ相対する方との撮影を重ねるごとに『あ〜そうだった』『こうだった』などと、連続ドラマのころを思い出しながらの楽しい現場となりました。ある意味、僕の演じる“変人”竜崎の言動、行動は一貫しているので、むしろデジャブー感といいますか、変わらなさをスタッフと一緒に味わえたと思います」と、振り返る。

 今作の見どころについて、杉本は「『去就』というサブタイトルだけあって、ストーリー的には『どうなるんだ?』と僕も思ったぐらいに竜崎の今後や、伊丹とのコンビなどが気になる内容となっています」と、コメント。

 古田は「今回は推理劇の方にかなり重きがあるようで、犯人探しというよりも、トリックとか動機とかが徐々に わかっていく謎解きがドラマチックな内容で非常に面白いと思いました。杉本哲太さんは真面目というわけではないですけれど、生真面目さというか、堅物的なところが竜崎役に合っているなと改めて思いました。変人と呼ばれるくらい堅物の竜崎ですが、それでも伊丹は幼なじみの竜崎を決して嫌いにならないんだろうなっていうのが今回もそこかしこに出ています。そこに生瀬勝久さん演じる同期で出世頭の上條が絡んでどうなるか(?)が、人間模様も含めて面白いところだと思います」と、話している。

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  • 杉本哲太(右)・古田新太(左)のダブル主演で今野敏氏原作の人気シリーズ最新作をドラマ化。TBS系『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』3月11日放送(C)TBS
  • (左から)生瀬勝久、杉本哲太、古田新太(C)TBS
  • 原作者の今野敏氏(中央)(C)TBS
  • TBS系『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』(3月11日放送)(C)TBS
  • TBS系『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』(3月11日放送)(C)TBS
  • TBS系『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』(3月11日放送)(C)TBS

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