女優の松岡茉優（23）が、一年を通じて映画・テレビ界で顕著な活躍をしたプロデューサーや、将来有望な新人俳優などを選出して表彰する『2019年エランドール賞』の新人賞に選出され7日、都内で行われた授賞式に出席した。

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　映画『万引き家族』『勝手にふるえてろ』やドラマ『コウノドリ』『黒井戸殺し』の演技が評価されての受賞となった。「思い入れのある作品はたくさんあるんですけど『万引き家族』と『黒井戸殺し』は私にとっても思い入れのある作品でした」と振り返る。高校時代から是枝裕和作品と三谷幸喜作品に出ることが目標だったそう。「昨年、1年間は夢のような時間でした」と感無量のコメントをした。

　授賞式後に行われた囲み取材では意外な願望も。やりたい役を聞かれると「私、学生役をまだまだ。年齢的にも行ける」と即答。現在、23歳と芸能界では、まだまだ制服を着ることもある年齢。ただ、長く活躍し、大人っぽい雰囲気から年上に見られるそう。

　今年の新人賞は女性受賞者が松岡のほか、葵わかな（20）と永野芽郁（19）、男性受賞者は志尊淳（23）、田中圭（34）、中村倫也（32）という構成だったが「どちらかというと芽郁ちゃんとわかなちゃん寄りなのに、田中圭に寄せてません？」と報道陣に疑問を投げかけ、笑わせた。そして改めて「できればフレッシュに学生役をやりたい。制服を着れるうちに、映画やドラマに出たいです！」と熱く訴えた。

■『2019年エランドール賞』受賞一覧
映画プロデューサー賞：『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』
映画プロデューサー奨励賞：『カメラを止めるな！』
テレビプロデューサー賞：『半分、青い。』
テレビプロデューサー奨励賞：『おっさんずラブ』
特別賞：映画『万引き家族』
新人賞：志尊淳、葵わかな、田中圭、永野芽郁、中村倫也、松岡茉優

★『エランドール賞』授賞式　
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