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小説家・江上剛氏、ドラマ出演に「野心」 『多加賀主水が悪を断つ』で医師役

 俳優の高橋克典が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水が悪を断つ』(10日 後9:00〜11:05)に、原作者の江上剛氏が医師役で出演していることが発表された。

高橋克典(右)主演のドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水が悪を断つ』(2月10日放送)に原作者の江上剛氏(中央)が医師役で出演。右は共演した夏菜(C)テレビ朝日

高橋克典(右)主演のドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水が悪を断つ』(2月10日放送)に原作者の江上剛氏(中央)が医師役で出演。右は共演した夏菜(C)テレビ朝日

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 同ドラマは、昨年10月に放送された『庶務行員・多加賀主水が許さない』に続く、シリーズ第2弾。元銀行マンという経歴を持つ江上氏の同名小説(祥伝社文庫)が原作で、本作では第七明和銀行高田通り支店に臨時採用された庶務行員・多加賀主水(高橋)が「父親を銀行に殺された」と訴える小学生・山崎大樹(寺田心)と出会い、一家の再生のために奔走。事件の背後に潜む巨悪に対峙していく。

 庶務行員とは、ロビーで困っている客に対応したり、ATMの使い方を案内したりする、銀行の“雑用係”。多加賀は、爽やかで親切、“街の人気者”でもある庶務行員だが、実は類まれな問題解決能力とひたむきな正義感を秘めた、熱い男だった。そんな主人公が、街の人々の心とお金を救っていく。

 江上氏は、昨年7月期のドラマ『ラストチャンス』(テレビ東京)に銀行の頭取役で出演したことがあるが、今回は原作に登場しない医師役で、「演技指導もしていただき緊張しました」。江上氏は、瀕死の重傷を負った関係者の担当医として処置を施すシーンや、高橋演じる多加賀に冷静に状況を告げる深刻なシーンを熱演。初共演の高橋からは「先生、名演技でしたよ」と絶賛されたほか、夏菜からも「まったく緊張されていませんね」と感心されたそう。

 無事撮影を終えた江上氏は、「これからも自分の原作がドラマ化されたら、出演しようと密かに野心を燃やしています。役者にのめり込みそうです」とジョーク交じりに撮影を楽しんだことを告白。さらに、「多加賀主水は、市井のスーパーヒーローです。こんな人が身近にいたら、心強いと思います。現在の問題をテーマにしているドラマですが、時代劇のように勧善懲悪で、皆さんの日頃のストレスをすっきりと発散してくれるでしょう。高橋さんが、私の望む多加賀主水像を見事に演じてくださっています」と、主演・高橋に絶大な信頼を寄せていた。

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  • 高橋克典(右)主演のドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水が悪を断つ』(2月10日放送)に原作者の江上剛氏(中央)が医師役で出演。右は共演した夏菜(C)テレビ朝日
  • 演技指導を受けながら医師役を熱演する江上剛氏(C)テレビ朝日

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