BANDAI SPIRITSと養老乃瀧が共同で2017年11月にオープンした、ロボットアニメを見ながらお酒が飲める『映像居酒屋 ロボ基地』。そのコンセプトを生かしながら、最新のロボットフィギュアやガンプラ商品100体を展示する『ROBOT KICHI-Robot Animation SAKABA』が、7日に東京・養老乃瀧池袋南口店にリニューアルオープンする。それに先立ち、きょう5日に内覧会が行われ、30代記者が参加。「展示プラモは社員やスタッフが作った素人作品。プロレベルだとお客様に『私には作れない』と抵抗感が生まれる」「40〜50代をターゲット層にして、会社の同僚である20〜30代の子を連れて来られる『飲みニケーション』の場になってもらえたら」と、担当者の想いも聞きながら店内の様子をレポートする。
■ガンダム、コードギアスなどの機体100体展示 大会入賞作品は購入意欲まで厳しい
リニューアル前は、ワンタイム配信サービス『BANDAI CHANNEL TOUCH』を使用して、『ガンダム』シリーズ、『魔神英雄伝ワタル』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『天元突破グレンラガン』などの名作・傑作アニメの名シーンを振り返りながらお酒を飲むことができる居酒屋。そのアニメの中に登場したキャラクターや必殺技をモチーフにしたオリジナルメニュー、貴重な作品資料や関連グッズを展示していた。
そのコンセプトを生かしたまま、今回のリニューアルで力を入れたのは「ショールーム」。入り口でいきなり、ガンプラの箱を開けたばかりのパーツ状態を見せながら、完成品を見せる展示方法に斬新さを感じた。
超合金魂などのロボットフィギュアとプラモデルは、以前より多く100体以上展示。バーカウンターにはショーケースが設けられており、お酒やフードメニューを食べながら、1人でも作品を見て楽しむことができるようになっていた。
また、展示作品はバンダイ社員の方や働いている人が作った物で、塗装なしのシール貼りだけ。ガンプラ大会などで入賞している作品展示などをすれば面白いと考えてしまうが、担当者いわく、こだわりがあるそうで「入賞者のような完成度が高い作品を展示してしまうと、『すごい!』止まりで、『私にはこんなの作れない』と抵抗感が生まれて、購入意欲がわかない」と説明。
「箱から開けてすぐに作ったレベルの物を展示することにより、『手間をかけずにここまでの物が作れるのであれば、私もやってみよう』という親近感がわく意味も込めて、素人目線の作品を並べました。私が作った作品も並んでいます」と笑いながら伝えた。
■ターゲット層40〜50代が若い子誘う交流に期待 未見作品を知るきっかけにも
バーカウンターには、『機動戦士ガンダム』のファーストやSEED、『コードギアス』『グレンラガン』などの機体がズラリ。このラインナップは基本的に変えていく予定はないという。記者は『機動戦士ガンダムSEED』や『コードギアス』をリアルタイムで見ていた世代のため、その席に案内されるとうれしいが、ほかの席の場合は少しテンションが下がってしまう懸念が起きると考えた。 その場合も想定しているそうで「働いているスタッフさんは、作品全般的に好きな方が多いので、気軽に話かけて楽しんでいただけたら。バーカウンター席なので、隣の人と話し合って盛り上がってもいいでしょうし、自分の好きな作品はもちろんですが、違う作品を楽しんでもらえる機会になれば思います」と狙いを明かす。
さらに、ターゲット層を40〜50代に設定していることにも触れ「20〜30代をメインにした作品展示にすると、40〜50代の方々が中々足を運ばない。40〜50代をターゲット層にすることで、若い方々を連れて足を運ぶ『飲みニケーション』の機会になると思います」と「ロボットアニメ」という話題から、世代のコミュニケーションの深まりを期待している。
また、ここでは商品販売をしていない理由について「あくまで作品の世界観を楽しんでもらえる場にしたい想いが強い。ここに来た方々が、販売店舗に足を運んでいただけたらと思います」と、これをきっかけにした展開を望んでいた。
メニューの価格帯は、ポテトフライ(421円)、カルボナーラ(961円)、サッポロ生ビール(529円)、ジントニック(637円)など、普通の居酒屋と変わらない。しかし、席数は46席と以前より減らしたそうで「メニューの価格を上げれば、客単価は当たり前ですが上がる。それよりも、店内の雰囲気を楽しんでもらえるようにしたかったので、展示スペースを大きく設けた。価格帯も、ターゲット層の40〜50代の方が若い子を連れて『俺が払ってやるから、行こうよ!』と誘えるようにしたかった。通い続けるとなると、価格帯は低めに設定したかった」と説明した。
■店舗情報
平日:午後5時から深夜0時
土日祝日:午後4時から深夜0時
住所:東京都豊島区西池袋1-10-15 3階
■ガンダム、コードギアスなどの機体100体展示 大会入賞作品は購入意欲まで厳しい
リニューアル前は、ワンタイム配信サービス『BANDAI CHANNEL TOUCH』を使用して、『ガンダム』シリーズ、『魔神英雄伝ワタル』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『天元突破グレンラガン』などの名作・傑作アニメの名シーンを振り返りながらお酒を飲むことができる居酒屋。そのアニメの中に登場したキャラクターや必殺技をモチーフにしたオリジナルメニュー、貴重な作品資料や関連グッズを展示していた。
そのコンセプトを生かしたまま、今回のリニューアルで力を入れたのは「ショールーム」。入り口でいきなり、ガンプラの箱を開けたばかりのパーツ状態を見せながら、完成品を見せる展示方法に斬新さを感じた。
超合金魂などのロボットフィギュアとプラモデルは、以前より多く100体以上展示。バーカウンターにはショーケースが設けられており、お酒やフードメニューを食べながら、1人でも作品を見て楽しむことができるようになっていた。
また、展示作品はバンダイ社員の方や働いている人が作った物で、塗装なしのシール貼りだけ。ガンプラ大会などで入賞している作品展示などをすれば面白いと考えてしまうが、担当者いわく、こだわりがあるそうで「入賞者のような完成度が高い作品を展示してしまうと、『すごい!』止まりで、『私にはこんなの作れない』と抵抗感が生まれて、購入意欲がわかない」と説明。
「箱から開けてすぐに作ったレベルの物を展示することにより、『手間をかけずにここまでの物が作れるのであれば、私もやってみよう』という親近感がわく意味も込めて、素人目線の作品を並べました。私が作った作品も並んでいます」と笑いながら伝えた。
■ターゲット層40〜50代が若い子誘う交流に期待 未見作品を知るきっかけにも
バーカウンターには、『機動戦士ガンダム』のファーストやSEED、『コードギアス』『グレンラガン』などの機体がズラリ。このラインナップは基本的に変えていく予定はないという。記者は『機動戦士ガンダムSEED』や『コードギアス』をリアルタイムで見ていた世代のため、その席に案内されるとうれしいが、ほかの席の場合は少しテンションが下がってしまう懸念が起きると考えた。 その場合も想定しているそうで「働いているスタッフさんは、作品全般的に好きな方が多いので、気軽に話かけて楽しんでいただけたら。バーカウンター席なので、隣の人と話し合って盛り上がってもいいでしょうし、自分の好きな作品はもちろんですが、違う作品を楽しんでもらえる機会になれば思います」と狙いを明かす。
さらに、ターゲット層を40〜50代に設定していることにも触れ「20〜30代をメインにした作品展示にすると、40〜50代の方々が中々足を運ばない。40〜50代をターゲット層にすることで、若い方々を連れて足を運ぶ『飲みニケーション』の機会になると思います」と「ロボットアニメ」という話題から、世代のコミュニケーションの深まりを期待している。
また、ここでは商品販売をしていない理由について「あくまで作品の世界観を楽しんでもらえる場にしたい想いが強い。ここに来た方々が、販売店舗に足を運んでいただけたらと思います」と、これをきっかけにした展開を望んでいた。
メニューの価格帯は、ポテトフライ(421円)、カルボナーラ(961円)、サッポロ生ビール(529円)、ジントニック(637円)など、普通の居酒屋と変わらない。しかし、席数は46席と以前より減らしたそうで「メニューの価格を上げれば、客単価は当たり前ですが上がる。それよりも、店内の雰囲気を楽しんでもらえるようにしたかったので、展示スペースを大きく設けた。価格帯も、ターゲット層の40〜50代の方が若い子を連れて『俺が払ってやるから、行こうよ!』と誘えるようにしたかった。通い続けるとなると、価格帯は低めに設定したかった」と説明した。
■店舗情報
平日:午後5時から深夜0時
土日祝日:午後4時から深夜0時
住所:東京都豊島区西池袋1-10-15 3階
コメントする・見る
2019/02/05