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【まんぷく】瀬戸康史、神部の思いを代弁「萬平さんの役に立ちたい」

 NHKで放送中の連続テレビ小説『まんぷく』(月〜土 前8:00 総合ほか)に神部茂役で出演中の瀬戸康史が、神部の“萬平愛”を代弁した。

連続テレビ小説『まんぷく』神部茂(瀬戸康史)(C)NHK

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 神部は、戦争で家も母も失い、仕事もなく金も尽き、ヤケになって盗みに入った家で、ヒロイン・福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)に出会った。少しとぼけた性格だが、実は名門大学を卒業した秀才。萬平を慕い、萬平の起こした会社では従業員をまとめるリーダーとなり、萬平の事業を支えるため尽力する。

 「自分が一番に萬平さんと出会い助けられたという恩があるので、責任を持って仕事しなきゃいけないという思いがあります。それで塩軍団の一員の中でも周りが見えていないリーダーみたいになっていきました。同世代の男たちが集まっているので、そこではいろいろとぶつかることもあり、神部としても気づくこともあったと思います。頭ごなしにいろいろ言うのではなく、少し視野を広げて相手のことを思って行動しなきゃいけないと考え始めたり、神部の成長した部分だと思います」。

 神部は「すぐに周りが見えなくなってしまう」ところが玉にキズ。「萬平さんもそうですが、完璧な人間なんていなくて、どこか抜けていたりしますよね。神部の場合は鈍感というか、一つのことに夢中になると周りがなかなか見えなくなるというどこか抜けているポイントがあります。そこは大事にしていますし、面白く演じられるところだと思っています。タカちゃんと結婚してからも『萬平さん、どないしてるんやろ』と萬平さんのことしか考えられなくなってしまいます。そういう鈍感な部分が、人間味があるというか、神部のかわいらしいところだとは思います」。

 そんな神部の“萬平愛”を瀬戸が代弁する。「萬平さんじゃないですけど、できればいつか神部にも何か発明してもらいたいです。発明できないにしても、福ちゃんみたいに萬平さんにヒントを与えるような言葉を伝えられればと思います。それは福ちゃんの役目かもしれませんが、これだけ萬平さんが好きなので少しぐらい役に立ちたいですよね(笑)」。

 視聴者に向けて「今後もいろいろなことがさらに起こっていき、懐かしのメンバーも出てきたりします」と予告。「みなさんが本当に楽しく見てくださっているのがSNSなどでも伺い知れますし、それがすごくうれしいです」とも話していた。

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