女優の米倉涼子主演でよみがえる、松本清張の名作サスペンス『疑惑』(テレビ朝日系で2月3日放送 後9:00〜11:05)。『黒革の手帖』をはじめ、『けものみち』『わるいやつら』『熱い空気』といった清張作品で、名だたる悪女を演じてきた米倉が、“悪女に手を差し伸べる敏腕弁護士”佐原卓子役に挑戦。「保険金目的で夫を殺した」疑惑にまみれる白河球磨子(黒木華)を弁護する中、彼女のエキセントリックな言動に振り回されながらも、真相を追求していく過程をスリリングに描く。作品の見どころを米倉&黒木が語った。
――放送目前の『疑惑』ですが、仕上がりを観て、手応えはいかがですか?
【米倉】松本清張作品では、悪女というか、したたかな女性を演じてきたので、自分より悪女がいる作品は初めて。直言って、球磨子は自分がやりたい役でもあったので、私だったらこうするかなとか想像しながら脚本を読んでいたんですが、黒木さんのお芝居を見て、なるほどって思うことがたくさんあって、新鮮でしたし、うらやましいな、と思っていました。
【黒木】原作はもちろん、何度も映像化されていて有名すぎる作品。球磨子役が決まって、桃井かおりさんが球磨子、岩下志麻さんが佐原弁護士を演じた映画(1982年)を拝見したんですが、『どうしよう』とプレッシャーを感じました。ですが、今回は映画版とはまったく違う新しい感じの『疑惑』に仕上がりましたよね?
【米倉】岩下さんと桃井さんの映画『疑惑』を意識して、今回の『疑惑』を観ると、拍子抜けするかもしれませんね。全然違う。
【黒木】映画版では見えなかった部分が見えるというか、異なる角度から見たら形も違って見える、そんなドラマになったのかな。
【米倉】変なドラマだよね(笑)。
――場面写真が先行公開された卓子と球磨子のキスシーンとか?
【黒木】なんでキスするんでしょうね、と現場のスタッフとも話をして、この作品の球磨子だったら、そういうことをしそうだね、って思えるようになって、そのシーンを撮影しました。米倉さん、キレイだな、顔が小さいな、背が高いな、と思った記憶はあるんですが、リハーサルからガチでキスしていたのは記憶になくて(笑)。記事になってから知り、申し訳なかったな、と思いました。本番含めて3回も唇を奪ってしまいました(笑)。
【米倉】(リハーサルでキスをされて)びっくりしました(笑)。キスシーンがなかなかないので、10年ぶりだったかも。
【黒木】そんな、貴重な! 光栄です。ありがとうございました(笑)
――『疑惑』はお二人にとってどんな作品になりそうですか?
【米倉】ちょうどクランクインした日に津川(雅彦)さんと冒頭のシーンを撮ったんですが、やはり、ドラマを見ながら津川さんご自身のことを思い出してしまいますよね。津川さんの最後の作品になってしまいましたが、この作品で一緒に時間を過ごせて本当に幸せに思います。個人的には、絶対忘れられない作品になりました。一つの作品としても、面白味のあるドラマになったと信じていますし、卓子と球磨子と余貴美子さんが演じる検事正・小田秀子と、3人の女同士の戦い、球磨子と男たちのかけあいも楽しんでいただけたらと思います。
【黒木】今回のドラマでは球磨子のバックグラウンドもきちんと描かれているのに、それでもどういう人なのかつかめない、そんな複雑な女性を演じられて、とても面白かったです。いやらしい部分や執着心といった人間らしい心の動きを表現できればいいな、と思って、実際は球磨子がやりたい放題だったので、やりたい放題やらせていただきました。球磨子と卓子はもちろん、米倉さんと余(貴美子)さんの対決もすごく見応えがあると思います。
――放送目前の『疑惑』ですが、仕上がりを観て、手応えはいかがですか?
【米倉】松本清張作品では、悪女というか、したたかな女性を演じてきたので、自分より悪女がいる作品は初めて。直言って、球磨子は自分がやりたい役でもあったので、私だったらこうするかなとか想像しながら脚本を読んでいたんですが、黒木さんのお芝居を見て、なるほどって思うことがたくさんあって、新鮮でしたし、うらやましいな、と思っていました。
【米倉】岩下さんと桃井さんの映画『疑惑』を意識して、今回の『疑惑』を観ると、拍子抜けするかもしれませんね。全然違う。
【黒木】映画版では見えなかった部分が見えるというか、異なる角度から見たら形も違って見える、そんなドラマになったのかな。
【米倉】変なドラマだよね(笑)。
――場面写真が先行公開された卓子と球磨子のキスシーンとか?
【黒木】なんでキスするんでしょうね、と現場のスタッフとも話をして、この作品の球磨子だったら、そういうことをしそうだね、って思えるようになって、そのシーンを撮影しました。米倉さん、キレイだな、顔が小さいな、背が高いな、と思った記憶はあるんですが、リハーサルからガチでキスしていたのは記憶になくて(笑)。記事になってから知り、申し訳なかったな、と思いました。本番含めて3回も唇を奪ってしまいました(笑)。
【米倉】(リハーサルでキスをされて)びっくりしました(笑)。キスシーンがなかなかないので、10年ぶりだったかも。
【黒木】そんな、貴重な! 光栄です。ありがとうございました(笑)
――『疑惑』はお二人にとってどんな作品になりそうですか?
【米倉】ちょうどクランクインした日に津川(雅彦)さんと冒頭のシーンを撮ったんですが、やはり、ドラマを見ながら津川さんご自身のことを思い出してしまいますよね。津川さんの最後の作品になってしまいましたが、この作品で一緒に時間を過ごせて本当に幸せに思います。個人的には、絶対忘れられない作品になりました。一つの作品としても、面白味のあるドラマになったと信じていますし、卓子と球磨子と余貴美子さんが演じる検事正・小田秀子と、3人の女同士の戦い、球磨子と男たちのかけあいも楽しんでいただけたらと思います。
【黒木】今回のドラマでは球磨子のバックグラウンドもきちんと描かれているのに、それでもどういう人なのかつかめない、そんな複雑な女性を演じられて、とても面白かったです。いやらしい部分や執着心といった人間らしい心の動きを表現できればいいな、と思って、実際は球磨子がやりたい放題だったので、やりたい放題やらせていただきました。球磨子と卓子はもちろん、米倉さんと余(貴美子)さんの対決もすごく見応えがあると思います。
2019/01/30