歌謡コーラスグループ・純烈の酒井一圭（43）、後上翔太（32）、白川裕二郎（42）、小田井涼平（47）が15日、メンバー友井雄亮（38）の脱退・芸能界引退発表を受け都内で会見。冒頭、リーダーの酒井が友井の不祥事を謝罪した。小田井は目に涙を浮かべて声を詰まらせながら「ステージで歌って踊っている彼が大好き。一歩ステージを降りた牧山雄亮は大嫌い」と断罪した。

【写真】その他の写真を見る

　友井は9日に「文春オンライン」でDVなど過去の女性トラブルが報じられ、翌10日にはグループが公式サイトで「今後も誠意を持って対応をしていきたいと考えております」と報道について謝罪。11日に会見を行い一連の騒動を謝罪するとともにグループ脱退、芸能界引退を発表。女性へのトラブルは「事実でございます」とし報道を概ね認めた。

　友井から、報道の説明があった際の感想について、小田井は「最初から今回出ているすべての事柄が情報として入ってきたというよりは、一つひとつが入ってきた。最初は何とか5人でやる方法がないかと模索したんですが、心身ともに傷ついた女性がいるとわかった次点で、犯罪者ではないのですが、それに近いことをしているんじゃないかという思いになりました」と告白。

　続けて「友井本人もその状況でステージに上がることが、今まで同じようにできるのかというのが、一番思ったことで、そうすると引退、芸能界をやめる。純烈をやめるという方法を取るしかない」との胸の内を語り「（友井から引退を聞いた時は）うつむき加減でした。今までやってきたことと真逆のことなので」と明かしていた。

　純烈は今後、友井を除く4人で活動。24日の明治座公演が、4人でファンに歌を届ける初のステージとなる。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」