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水谷豊×反町隆史、『相棒』平成最後の元日SP 見どころを語る

 お正月・元日の夜といえば、テレビ朝日系ドラマ『相棒』の元日スペシャルを楽しみにしている人も多いのでは? いつの頃からかといえば、元日の放送は「season4」の2006年から。平成最後となる2019年も放送が決まっている。杉下右京役の水谷豊、冠城亘役の反町隆史も、元日は自宅で『相棒』が恒例になっているという。

元日の夜は『相棒』。杉下右京役の水谷豊と冠城亘役の反町隆史 (C)ORICON NewS inc.

元日の夜は『相棒』。杉下右京役の水谷豊と冠城亘役の反町隆史 (C)ORICON NewS inc.

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■「それぞれの場面で華があるシーンの連続」(反町)

――元日スペシャル、楽しみです。

【水谷】平成最後の元日スペシャルですね。何が起こるかわからないのが、『相棒』ですが、今回もなかなか予想がつかない展開で、僕も脚本を最初に読んだ時、驚きました。

【反町】ゲストもすごく豪華で、撮影しながらもそれぞれの場面で華があるな、と感じていました。見ごたえのあるシーンの連続だと思います。

――今回のスペシャルには、2代目相棒・及川光博さん演じる神戸尊も約2年ぶりに再登場しますね。2018年10月スタートの「season17」では、第1話・第2話に3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)の回想シーンや、初代相棒の亀山薫(寺脇康文)を連想させるカメ(第7話)やサルウィン共和国(第9話)が登場して、大きな反響を呼びました。

【水谷】歴史があるからこそできることですよね。視聴者の皆さんもずっと観てくださっているから楽しめる。そういうことができるドラマシリーズもあまりないですからね。

【反町】過去に登場した人たちも含めて相棒の世界なので、時々、思い出させてくれるというのは、ファンにとってはたまらないですよね。冠城亘として絡みはなくても、僕自身はテレビで観ていましたので(笑)。視聴者の皆さんと同じ気持ちですよ。今回は、神戸さんと一緒にアクションも披露しますので、楽しみにしていてほしいですね。

【水谷】右京の目の前に、神戸くんと冠城くん、部下が2人もそろっている、というのが妙にうれしかったですね。

――3人目の特命係、青木年男(浅利陽介)のこと忘れてませんか?

【水谷・反町】青木ねぇ〜(声がそろってしまう)。

【水谷】サイバーセキュリティ対策本部にいたころとやっていることは変わらない、というのが面白いですね。出番の数も変わってない(笑)。しかし、彼のコンピュータの専門知識は役に立ちます。いるのを忘れがちなんですけど(笑)。

【反町】忘れがちですね(笑)。

【水谷】冠城くんと神戸くんのアクションシーンの現場に右京はいないので、僕は見てないんですよ。どんなシーンになっているのか、元日のオンエアを楽しみにしているんです。

■「元日の夜にドラマを見ているのがいまだに不思議」(水谷)

――元日の放送をリアルタイムでご覧になるんですか?

【水谷】“ご覧に”なりますね(笑)。元日はどこにも行きませんから。もう、ずっとです。

【反町】僕もです。

――お正月は、海外で過ごされたりしないんですか?

【水谷】(爆笑)

【反町】年末ぎりぎりまで撮影していますし、そんな時間ないですよ(笑)。

【水谷】僕は子どもの頃からずっとテレビを見て育ってきましたが、お正月の三が日、ましてや元日の夜に、ドラマを見るイメージなんてありませんでしたからね。あって時代劇。お正月って、お笑いとか、バラエティーのイメージが強くて、いまだに元日にドラマを観るというのが不思議でならないです。

【反町】しかも、『相棒』の元日スペシャルって、レギュラー放送よりも話が複雑で、緊張感のある重いテーマを扱った力作ばかりですからね。

――ご家族と一緒にご覧になるんですか?

【水谷】そうですね、元日は家族みんな家にいますからね。娘も女優としてやっていく、と決めた頃から、僕や蘭さんが出演している作品をちゃんと見てくれるようになりました(笑)。僕も彼女が出演しているドラマや映画も観ます。先日、彼女が主演した映画『生きてるだけで、愛。』は、本谷有希子さん原作の作品で、彼女が「脱ぐシーンもあるけれど、どうしてもこの役に挑戦したい」と言っていた作品。それを観て「いい作品に出合えてよかったね」と感想を言ったりしますしね。親子とはいえ、同じ役者同士としてお互いの仕事を理解しあい、尊重しあえるというのは、いいですよね。ソリのところの娘さんは? 女優になりたいとか言ってないの?

【反町】まだ、そういう話はないですね(笑)

【水谷】何か心配なことがあったら聞きに来て(笑)。

【反町】そうします(笑)

――最後に、2018年を振り返りつつ、2019年の抱負を聞かせてください。

【水谷】2018年は『相棒』(season16)がクランクアップして、その後、映画を撮って(監督・脚本・出演)、その後、京都で時代劇(BS朝日『時代劇スペシャル 無用庵隠居修行2』)の撮影があって、8月に『相棒』(season17)のクランクイン。そんな2018年でした(笑)。2019年も『相棒』の撮影が続いて、その後、5月10日に映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』が公開、そんなスケジュールです(笑)。

【反町】(映画『轢き逃げ』の)神戸ロケ、僕も見に行きました。

【水谷】そうそう、来てくれたんですよ。

【反町】2018年は、「右京さんじゃない水谷さん」が見られたことが思い出(笑)。2019年も『相棒』の撮影がまだまだ続くので、僕としてはseason17のクランクアップまで、油断せず、一生懸命、頑張りたいです。


 元日スペシャル「ディーバ」は、大物代議士・敦盛劉造(あつもり・りゅうぞう/西岡徳馬)のひ孫が誘拐された事件から始まる。誘拐犯は、「記者会見中のシャンソン歌手・神崎瞳子(かんざき・とうこ/大地真央)に告発文を読ませろ」と指示。その告発とは、大手生命保険会社の社員の死に関するものだった。謎に満ちた事件は思いもよらぬ大きな闇へとつながっていき、ついには関係者が殺害される事態に。元日スペシャルならではの緊迫感みなぎる濃密な物語が展開されていく。

関連写真

  • 元日の夜は『相棒』。杉下右京役の水谷豊と冠城亘役の反町隆史 (C)ORICON NewS inc.
  • 『相棒season17』元日スペシャルより。冠城亘(反町隆史)&神戸尊(及川光博)の2人の相棒と杉下右京(水谷豊)(C)テレビ朝日
  • 2代目相棒・神戸尊(及川光博)が登場(C)テレビ朝日
  • 仲間由紀恵が出演=『相棒season17』元日スペシャルより(C)テレビ朝日
  • 西岡徳馬がゲスト出演=『相棒season17』元日スペシャルより(C)テレビ朝日
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  • 大地真央がゲスト出演=『相棒season17』元日スペシャルより(C)テレビ朝日
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