世界最大規模の同人誌即売会『コミックマーケット95』（C95）が29日、東京ビッグサイトで開幕した。平成最後となる今回の冬コミは、美女たちのキュートでハイクオリティなコスプレが会場に花を添えていたのはもちろんだが、それに負けじと注目を集めていたのが“ネタコス”と呼ばれる、おもしろ系のコスプレだ。


　山手線の新しい駅「高輪ゲートウェイ」の仮装をしていた人は、「ネットの画像ひっぱってきたわけではなくて、自分でデザインしました。作るのは大変だったけど、少しでもクスッとしてくれたらうれしい」とこだわりを教えてくれた。

　他にも、ソフトバンクCMの“ギガファイル泥棒”、Microsoft Wordの謎の新機能“暴れまわるティラノサウルス”、平成最後のコミケということで、新しい元号を公表した際の“故・小渕恵三元首相”のコスプレに挑んでいた方も。

　“お面”と“リアル”、2人の故・小渕元首相が現れるなど、思いがけない“併せ”が生まれるなど、今年も“ネタコス”が大いに盛り上がっていた。