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市原隼人主演『捨て猫に拾われた男』ドラマ化「猫が大好きに」

 俳優の市原隼人中村ゆりらの出演で、猫から人生を学ばされる、梅田悟司氏のエッセイ『捨て猫に拾われた男』がドラマ化される。会社に捨てられたと思い込んだ男が、一匹の捨て猫を通して救われていく過程を柔らかなタッチで、時に笑えて、時にほろりとさせるペーソス漂うドラマとして描く。NHK・BSプレミアムで来年2月23日(後8:00〜9:00)放送。

スペシャルドラマ『捨て猫に拾われた男』2019年2月23日、NHK・BSプレミアムで放送。「僕」役は市原隼人、「妻さま」役は中村ゆり(C)NHK

スペシャルドラマ『捨て猫に拾われた男』2019年2月23日、NHK・BSプレミアムで放送。「僕」役は市原隼人、「妻さま」役は中村ゆり(C)NHK

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 捨て猫に拾われる「僕」役でナイーブな役柄に挑む市原は「今までこんなに猫と一緒にいたことはなく、最初は何を考えているかわからなかったのですが、撮影中は控室も一緒で、今では猫を見たら飛びついちゃうくらい大好きになりました」と、すっかり猫のとりこ。作品についても「猫と役者、撮影チームで築き上げた空気感がそのまま画面に出ていると思います。ご覧いただく方々の心も自然と柔らかくなるのでは? 本能的にずっとい続けたくなるような場所がこのドラマにはあると思います」と話している。

 一方、奔放でいて「僕」を包み込む、しなやかさのある「妻さま」を演じる中村は「今まで犬しか飼ったことはなく、猫とはどう接したらよいか心配でしたが、動物はみな一緒ですね。本当に愛おしかったです。動物を飼っていない人にも、動物の素晴らしさが届けばいいなと願っています」とコメントを寄せた。

■あらすじ
 出版社に勤めている「僕」(市原)は、ある時からなぜか会社に行けなくなった。公園のベンチでボンヤリ過ごしていると、隣に座っていた老人(ミッキー・カーチス)に一匹の黒猫がすり寄ってきて餌をせがんだ。老人は翌日から施設に入るので、猫とは今日がお別れだと言う。それが、僕と猫・大吉との運命的な出会いとなった。そして僕は、猫については先輩の「妻さま」(中村)に支えられながら、大吉の世話に大奮闘。初めての猫との暮らしを通して、家族や社会との関係が少しずつ変化していくのだった…。

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  • スペシャルドラマ『捨て猫に拾われた男』2019年2月23日、NHK・BSプレミアムで放送。「僕」役は市原隼人、「妻さま」役は中村ゆり(C)NHK
  • 自由奔放に過ごす猫の生きざまに、現代を軽やかに生きるヒントを得て、日常の幸せに気づいていく男の物語(C)NHK

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