NHKで1月から放送されてきた大河ドラマ『西郷どん』の最終回(第47回)が16日、BSプレミアムで午後6時から、総合テレビで午後8時から放送される。最終回に向けて、語りと西郷菊次郎役で出演もした西田敏行がコメントを寄せた。
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大河ドラマは長くずっと続いている番組ですので、作品ごとにさまざまな進化をしていきますが、今回の『西郷どん』では、その進化が顕著に表れたのではないかと思います。平成最後の年に作られた大河ドラマが明治維新の物語でしたが、西郷隆盛や大久保利通はこれまで何度もドラマ化されている中、『西郷どん』は今の時代の解釈と思いで作られた、新しい視点の西郷さんと大久保さんだったと思います。
大河ドラマを経験した役者さんは「1年は長かった、大変だった」 と皆さんおっしゃいますが、大河ドラマで主役を演じる役者さんは特に大変だったと思います。ただ、僕の経験上、この達成感は他の現場では味わえない達成感ですので、亮平くんはその達成感を胸に秘めながら、次のステップを踏むための準備をされていると思います。亮平くんのもっている素晴らしいポテンシャルをどんどん発揮して、次なるステップ、また大きなステージを踏んでいただきたいと思います。亮平くん、私も役者仲間ですので、亮平くんのそのときのお仕事に加えていただけるよう、役をひとつくださいね(笑)。
いよいよ最終回を迎えますが、この1年間、長きにわたってみなさんにずっとご覧いただいた西郷隆盛、大久保利通、そして、糸さん、愛加那さん、皆さんとのお別れの時がやってきました。その思いをかみしめながら、『西郷どん』最終回をご覧いただき、ゆっくりと楽しんでください。そして、別れを惜しんでください。ついでに、語りの私にも ちょっぴり「お疲れさま」みたいなことを言っていただけたらうれしいです。
■第47回「敬天愛人」
西郷(鈴木亮平)は残った兵士とともに包囲網を突破し、薩摩の城山に到達する。一方、大久保(瑛太)は内国勧業博覧会の準備にまい進していた。その頃、従道(錦戸亮)は、片足を失い政府軍に投降した菊次郎(今井悠貴)を西郷家に連れて帰る。政府軍総攻撃の前日、大久保は、降伏すれば西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。城山から最後の戦いに向う。そして、糸(黒木華)は夫西郷の真意を息子たちに語り始める。
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大河ドラマは長くずっと続いている番組ですので、作品ごとにさまざまな進化をしていきますが、今回の『西郷どん』では、その進化が顕著に表れたのではないかと思います。平成最後の年に作られた大河ドラマが明治維新の物語でしたが、西郷隆盛や大久保利通はこれまで何度もドラマ化されている中、『西郷どん』は今の時代の解釈と思いで作られた、新しい視点の西郷さんと大久保さんだったと思います。
大河ドラマを経験した役者さんは「1年は長かった、大変だった」 と皆さんおっしゃいますが、大河ドラマで主役を演じる役者さんは特に大変だったと思います。ただ、僕の経験上、この達成感は他の現場では味わえない達成感ですので、亮平くんはその達成感を胸に秘めながら、次のステップを踏むための準備をされていると思います。亮平くんのもっている素晴らしいポテンシャルをどんどん発揮して、次なるステップ、また大きなステージを踏んでいただきたいと思います。亮平くん、私も役者仲間ですので、亮平くんのそのときのお仕事に加えていただけるよう、役をひとつくださいね(笑)。
いよいよ最終回を迎えますが、この1年間、長きにわたってみなさんにずっとご覧いただいた西郷隆盛、大久保利通、そして、糸さん、愛加那さん、皆さんとのお別れの時がやってきました。その思いをかみしめながら、『西郷どん』最終回をご覧いただき、ゆっくりと楽しんでください。そして、別れを惜しんでください。ついでに、語りの私にも ちょっぴり「お疲れさま」みたいなことを言っていただけたらうれしいです。
■第47回「敬天愛人」
西郷(鈴木亮平)は残った兵士とともに包囲網を突破し、薩摩の城山に到達する。一方、大久保(瑛太)は内国勧業博覧会の準備にまい進していた。その頃、従道(錦戸亮)は、片足を失い政府軍に投降した菊次郎(今井悠貴)を西郷家に連れて帰る。政府軍総攻撃の前日、大久保は、降伏すれば西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。城山から最後の戦いに向う。そして、糸(黒木華)は夫西郷の真意を息子たちに語り始める。
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2018/12/16