関ジャニ∞の錦戸亮が主演する来年1月7日スタートのフジテレビ系月9ドラマ『トレース〜科捜研の男〜』（毎週月曜　後9：00）が、先日クランクインを迎えた。錦戸と共演の新木優子、船越英一郎らがそろい、現場では早くも錦戸と船越が対立する迫真のシーンが撮影された。

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　クランクインの舞台は科学捜査研究所前の駐車場。上下紺色の臨場服に身を包んだ科捜研研究員・真野礼二役の錦戸、沢口ノンナ役の新木、たたき上げ刑事らしい革のジャケットを羽織った虎丸良平役の船越、そして虎丸の部下・猪瀬祐人役の矢本悠馬が登場したところで、スタッフが「クランクインです！　よろしくお願いします！」と紹介。4人は照れくさそうにガッツポーズで写真撮影に応じ、いざドラマ撮影へ。

　ひとたびカメラが回り始めると、和やかな雰囲気は一変する。「臨場」と呼ばれる現場捜査の準備のため車に荷物を積む真野（錦戸）とノンナ（新木）。まだ犯人像がつかめない中、警視庁捜査一課の虎丸刑事（船越）は被害者の婚約者が殺したのだと決めつけ、何の証拠もないのに結論を急ぐ虎丸に真野もいら立ちを隠せない…。

　さらに真野は、虎丸の部下の猪瀬（矢本）が被害者の名前を間違えたことに怒りをあらわに。正しい名前で訂正し虎丸らをにらむと、真野に虎丸が「こらあ、小僧！」と詰め寄る。虎丸の顔が最接近したときの真野の表情は、証拠をもって事件の真相に迫るんだというぶれない気持ちにあふれ、セリフさえないものの1話の大きな見どころになりそうだ。

　一方、車に脚立や大きな荷物を積む新木の様子にスタッフが「慣れてないなー」と突っ込む場面や、虎丸ににらまれてもなお黙々と準備する真野の姿に船越が「無視されてるんだよね〜、俺けっこう年上だぞ」と笑いを誘う和やかな一幕も。まだ11月なのに気温も5℃近くまで下がる環境のなか、すでにキャストとスタッフのチームワークばっちりで初日の撮影は進んでいった。