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南沙良&出口夏希&永瀬莉子、『ヤンシナ』大賞作でトリプル初主演

 史上最年少14歳の女子中学生・鈴木すみれさんによる『第30回フジテレビヤングシナリオ大賞』大賞作品『ココア』が来年1月4日の午後11時30分よりフジテレビ系で映像化。ティーン誌『nicola(ニコラ)』専属モデルの南沙良(16)、『Seventeen(セブンティーン)』専属モデルの出口夏希(17)、永瀬莉子(16)という地上派ドラマ初出演のフレッシュな3人がトリプル初主演を務める。このほど撮影を終えた3人からコメントが到着した。

第30回フジテレビヤングシナリオ大賞『ココア』で主演を務める(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)フジテレビ

第30回フジテレビヤングシナリオ大賞『ココア』で主演を務める(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)フジテレビ

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 『ココア』は、何のつながりもなく、全く別の場所で毎日を送っている3人の女子高校生が主人公。いじめや両親の不倫…それぞれ学校生活や家庭で悩みや後悔を抱えている3人の少女のオムニバスストーリー。

 黒崎灯(南)は16歳の高校生。渋谷のハチ公前で出会った売れないギタリスト・雄介と言葉を交わすようになるものの、自分の名前はかたくなに明かさない。しかしある日、“友人”の話として、複雑な家庭環境、そして学校でいじめを受けて孤立している“灯”という少女の話を始める。つらい境遇にひとり苦しんでいた灯は、雄介と出会ったことである変化が訪れる。

 一見、温かい家族の鈴森家の長女・香(出口)。しかし、父・賢は不倫、そして母・優子も、その寂しさを埋めるように不倫をしている。両親の裏切りに気づきながらも平穏な家族の一員を演じていた香は、ある日我慢の限界に達し、「誕生日に欲しいものは両親の離婚」と、家族に自分の気持ちをぶつける。

化石が好きな高校生・志穂(永瀬)は、教室でいつもひとり。同じクラスの人気者・海斗は、孤立している志穂に心を開いてもらおうと追いかけ回す。少しずつ2人の距離が縮まっていったある日、2人で化石を掘りながら、志穂はぽつりぽつりと壮絶な過去を語り始めて…。

 先月末に行われた撮影現場に陣中見舞いに訪れた鈴木さんは主演の3人と初対面し、「ぴったりと役にはまっていて、すごくうれしい」と感激した様子。監督の後ろでじっとモニターを見つめ、自身の書いた脚本が映像になっていく様子を真剣なまなざしで見守っていた。「登場人物のせりふを俳優さんが言っているのがすごくうれしかったし、こんなに何度も撮るんだなと思ってびっくりしました。自分が頭の中で思い描いていた世界が目の前にあって、すごく感動しました」とかみしめていた。
 
■キャストコメント

南沙良
「ドラマは初めてで、(演じた)灯ちゃんという女の子が自分の中で直前までピントがあっていなかったので、灯ちゃんのことについてずっと考えていました。リハーサルを何度も重ねて、監督ともお話をしたんですが、かわいらしくてちょっと小悪魔の灯ちゃんという女の子が私とかけ離れているので、笑。どうやってお芝居をすればいいのか探していました。共演者の方と一緒にリハーサルをして、ようやくそこで私の中で灯ちゃんはこういう女の子なんだって気づけて、そこから気持ちが楽になって、演じやすくなりました。灯ちゃんは強がって、自分の中にある芯の部分を隠してしまう女の子なんですが、そこはわかるなって思いました。脚本を中学2年生の鈴木すみれさんが書いたと聞いてびっくりしました! すてきなお話だなと思いながらお芝居をしていました。」

出口夏希
「初めてのドラマで、現場はピリピリしているのかなって思っていましたが、思ったより怖くなかったです、笑。撮影初日から、緊張感はあるんですけどとても良い雰囲気でした。本番はカメラが回っていたり、沢山の方がいらっしゃって気持ちを作るのは大変でしたが、撮影に入る前に沢山リハーサルをしたお陰で頑張れたと思います。気持ちをぶつける大事なシーンはすごく難しかったのですが、今回は家族のお話だったので、自分だったらこういう時はこういう気持ちになるなって考えながら演じる事ができました。この作品をやらせてもらう前は正直、女優さんよりもモデルさんになりたいって思っていましたが、『ココア』というドラマで「鈴森香」役を演じさせていただき達成感というか、すごく楽しいなって感じました。すごく楽しくて、機会があればまた絶対お芝居を頑張りたいなって思いました。」

永瀬莉子 
「毎回の撮影で吸収することや学ぶこと、新しいことがたくさんあって新鮮で、すごく自分が成長できる良い時間を過ごすことができました。撮影現場には思った以上に多くの方が関わっていることにびっくりもしました。(演じた)志穂は心を閉ざしているので、普段心情の変化がすごくわかりづらいんですが、気持ちをぶつけるシーンでは、どういう風に表現すれば伝わるかなと考え、向き合いながら演じました。志穂は友達によって心を動かされるのですが、私自身も友達に支えられているので、そういう面では共感できました。鈴木すみれさんが書いた脚本は、私が中学生の時には絶対に書けないと思いましたし、中学1年生の時に書いたと思えないくらいすごく深くて、高校生の私たちの心に響くすてきなお話でした。」

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  • 第30回フジテレビヤングシナリオ大賞『ココア』で主演を務める(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)フジテレビ
  • 第30回フジテレビヤングシナリオ大賞『ココア』で主演を務める(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)フジテレビ
  • モニターをみつめる脚本を書いた鈴木すみれさん (C)フジテレビ
  • 第30回フジテレビヤングシナリオ大賞『ココア』で主演を務める(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)フジテレビ

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