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NHKが完全オリジナルのゾンビドラマに挑戦 主演は石橋菜津美

 ケータイドラマ『わたしが死んでも世界は動く』(2008年)の主役で芸能界デビューした石橋菜津美(26)、連続テレビ小説『べっぴんさん』(16年下期)に出演した土村芳(27)、白石和彌監督『日本で一番悪い奴ら』(15年)や廣木隆一監督映画『彼女の人生は間違いじゃない』(17年)で高い評価を得た瀧内公美(29)らが出演するドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』が、NHK総合で来年1月19日より放送される(毎週土曜 後11:30〜11:59)。

NHK総合で放送される連続ドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』(2019年1月19日スタート)主演の石橋菜津美

NHK総合で放送される連続ドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』(2019年1月19日スタート)主演の石橋菜津美

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 ある地方都市でゾンビが大量発生。立ち向かうのはアラサー女子とその仲間たち。戦いの渦中、彼女たちの隠されていた欲望がいびつな形でうごめき出す。「ゾンビ」=現代を生きる私たちの危機と不安の象徴ととらえ、劇作家の櫻井智也氏が、現代日本の諸問題をあぶりだす、完全オリジナルの社会派ブラックコメディー。

 平成元年生まれのみずほ(石橋)は生きる目標もなく、ただ何となく日々を過ごすアラサー女子。地元の同級生・柚木(土村)と美佐江(瀧内)と一緒に一つ屋根の下で暮らしている。いつもの朝のいつもの朝食、テレビでは近所の山中の施設が炎上したというニュースが流れるが、たわいのない会話に夢中の3人。その頃、町ではゾンビのようなものが発生し、住人を襲い始めていた。壊れていく日常、その異変に気づかないみずほは、別居中の夫・小池(大東駿介)と離婚の話し合いをするためファミレスへ向かうが、途中で買い物に寄ったコンビニでゾンビに襲撃されてしまう。

 やがてみずほたちの町は、外部から封鎖され無政府状態となる。人々は食料物資のあるコンビニを目指し集まってくる。美佐江と小池が一緒にコンビニへ逃げ込んで来て、みずほは夫の不倫相手が美佐江だったと気づく。混乱の時間が続く中、彼女たちはスマホでネットにアップされているおかしな動画群に気づく。そこには「ゾンビに〇〇をやってみた」という悪ふざけのようなタイトルが延々とならんでいた。絶望して生きることを諦める者ばかりでは無く、このYouTuberのようにチャンスとして人生を一発逆転させようとする者たちも現れ、人々の欲望がいびつな形で噴出しようとしていた。そして、自分は生きることに執着していないと思っていたみずほは、自らが生きる意味に気づいていくことになる。

 ほかに、大東駿介、渡辺大知山口祥行片山友希、根本真陽、川島潤哉阿部亮平葛城ユキ原日出子岩松了などが出演する。

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  • 土村芳
  • 瀧内公美

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