俳優の野村周平と女優の桜井日奈子の出演で人気漫画を連続ドラマ化するテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』（2019年1月スタート、毎週土曜　後11：15〜深0：05）。今月中旬、原作コミックスの表紙イラストを再現した宣伝用の広告写真（ティザー）の撮影時、野村の25歳の誕生日（11月14日）間近だったことから、バースデーサプライズが敢行されていたことが明らかになった。

　舞台の中心が高校ということで、撮影も都内の学校施設を借りして実施。この日、初めて集まったキャストとスタッフだったが、早くも一致団結して野村の誕生日をお祝いすることになった。

　全ての撮影が終了すると、桜井とスタッフ陣は気取られないように野村を1人残して隣の教室に移動。「あれ、まだ撮影あるんだっけ？」という野村を1人で待機させ、桜井も協力しながら急ピッチ＆こっそりと教室の飾り付けを行った。

　準備が整ったところで、早速、野村を呼び出し、何も知らずに教室に入ってきた野村を桜井と全スタッフが「お誕生日おめでとうございま〜す！」と、大きな拍手とともに出迎えた。野村は「え、まだクランクインまで1ヶ月あるのに！　今日まだティザー撮影だけだったのに！」と驚きの笑みを浮かべ、「ありがとうございます！」と感激している様子。

　桜井から、ドラマの重要なキーワードの一つになる、 “流れ星”型の巨大クッキーを渡されると「めっちゃすごいクッキーじゃない？　食べるのもったいないね！　でも食べるけど（笑）」と大喜び。加えてスタッフからは、野村の大好物だという梅干しが贈られた。12年に一度しか作られない希少な梅干しということで、包装もかなり厳重。「全然、（梅干しに）たどり着かないんだけど（笑）」と苦笑しつつもワクワク顔が抑えられない様子で包装を解いていく野村を、桜井やスタッフ陣みんなが温かく見つめていた。

　野村は「皆さん、ありがとうございます！　 あの、（驚きすぎて）まだ素直に喜べていない自分がいるんですけど（笑）。家に帰ってクッキーと共に噛み締めようかなと思います。撮影が本格的に始まるのは1ヶ月後ですけど、その時にはガッツリと皆さん、撮影にのめり込んでいきましょう。ありがとうございます」と、撮影を心待ちにしていた。

　同ドラマは、青木琴美氏の同名漫画が原作。20歳まで生きられないという過酷な運命に立ち向かう主人公・逞（野村）が、大好きな幼なじみ・繭（桜井）と一緒に未来を信じたいと願う姿を描いていく。