俳優の役所広司、お笑いコンビ・バイきんぐが21日、東京・西銀座チャンスセンター（中央区）でCMキャラクターを務める『年末ジャンボ宝くじ』の発売記念イベントに女優の新川優愛とお笑い芸人・ブルゾンちえみとともに出席。平成最後の年末ジャンボ宝くじの発売がスタートし、平成最後にやりたいことや1等・前後賞合わせて10億円当たった場合の使いみちを語った。

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　役所と新川は現在、現代にタイムスリップした侍とその娘のお千代を演じる『年末ジャンボ宝くじ』の新テレビCM「侍、ホームパーティへ行く」に出演。バイきんぐの小峠英二と西村瑞樹、ブルゾンちえみが参加している忘年会で、役所演じる侍から小峠の持ちネタである「なんて日だ！」が披露されている。

　バイきんぐ、ブルゾンといった個性豊かなメンバーの共演に役所は「最高でしたね！」と即答。すると小峠は「本当ですか？　最高ではないと思います」とツッコミ。逆に小峠は役所との共演に「最高でしたね！　いやこれは、本当です。ただ、僕一人なら最高だったのですが、西村がいることで最低になりました」と笑わせた。

　イベントでは平成最後となる年末ジャンボにちなみ「平成最後にやっておきたい」ことを問われた役所は「身の回りの無駄な物の整理」と回答。趣味で日曜大工もしているそうで「余った木とか捨てられない。何か作る時に役に立つと思って…」と明かすと、小峠から「余った木が捨てられないって相当ですよね！」と再びツッコミを受けていた。

　一方、小峠は「もう一度あの飛行機に乗る」と回答。バナナマンの日村勇紀、ケンドーコバヤシと今年、海外旅行でタイにいったそうで「プーケットからバンコクまで飛行機で行った。僕はシートベルトもせずフルフラットで寝ていた。その状態の寝たまま着陸した。着陸する際、リクライニングを少し倒しているだけでも注意や寝ていても起こされるのに、僕はフルフラットで着陸した。これは考えられないこと！」と驚いたことを告白。

　「なんで僕は起こされなかったのですか？」と理由をケンドーコバヤシに聞いたそうで「ケンコバさんも寝ていたけどCAさんに起こされたそうなのですが、僕の場合は姿を見て無視して行った。オレンジのブランケットを首元まで被せて寝ていたみたいで、それが仏教のお偉いさんに思われたみたいで…」と明かし「起こしてはいけない崇高な方と思って寝たまま着陸した。なので平成のうちにこの飛行機に乗って、その状態で起こされないかどうか試してみたい！」と伝えた。

　今回の『年末ジャンボ宝くじ』は1等賞金が7億円。1等の前後賞が各1億5000万円で、1等・前後賞合わせて10億円となる。それにちなみ10億円が当たったら小峠は「10億円当たったら即解散ですね。5億円くらい顔面にぶつけて解散しようかな」と発言すると西村は「ありがとう。5億円くれるなら全然いいですよ！」とまさかの歓迎。

　今年1年を振り返った小峠は「毎年単独ライブをしているのですが、おじさんしか来ない。先程のトークイベント中も拍手して笑っている人がいましたが、おじさんでした。結局おじさんに囲まれた1年になりました」と嘆き「漢字一文字で表すと『禿』ですね。久しぶりにあった人から『また禿げたな』といわれる。そのうち頭皮がえぐれていくのでは」と笑わせた。

　収益金の一部は、今年起きた災害の大阪府北部地震、西日本豪雨、北海道地震の被災地支援に使われる。