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岡田将生、東海テレビ60周年記念ドラマに主演 元ヤクザの誘拐犯に挑戦

 俳優の岡田将生が、12月14日に放送されるフジテレビ系東海テレビ開局60周年記念スペシャルドラマ『大誘拐2018』(後7:57)で主演を務めることが13日、わかった。昭和の名作『大誘拐』の舞台を東海地方に移してSP版として製作する。刑務所から出所したばかりの元ヤクザ主人公・戸並健一役に起用された岡田は「誘拐というタブーな題材を、ハートフルコメディに小気味良いテンポと早い展開で飽きさせず、気持ち良く観てもらえる作品にしたいと思っています」と意気込みを語っている。

東海テレビ開局60周年記念スペシャルドラマ『大誘拐 2018』に出演する富司純子、岡田将生、渡部篤郎 (C)東海テレビ

東海テレビ開局60周年記念スペシャルドラマ『大誘拐 2018』に出演する富司純子、岡田将生、渡部篤郎 (C)東海テレビ

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 『大誘拐』は、100億円の身代金をめぐる、スケールの大きな衝撃のエンタテインメント作品で、週刊文春「20世紀傑作ミステリーベスト10」の第1位を受賞、1991年には映画化もされた。健一は、人生の一発逆転を目論み、刑務所で意気投合した3人と愛知県に住む、日本有数の大富豪で人望の厚き老婦人・柳川とし子(マザー)の誘拐を計画する。

 岡田は「マザーという絶対的存在と僕演じる健一を含むクスッと笑えるバカな3人、それぞれ特徴あるキャラクターのどちらが、誰が誘拐しているか分からなくなるような読めない展開、明かされる真実。そして最後には誘拐というタイトル自体何なのか、少し考えさせられる、家族で楽しく観られるドラマになる様に頑張りたいと思います」と話した。

 また、とし子役には富司純子、そして数々の難事件を解決し、誘拐事件の陣頭指揮を執る愛知県警のベテラン名刑事、井狩大五郎には渡部篤郎役が決定。富司は「岡田さんは、ドラマを拝見して堅実な役作りをなさる方と思い、どんな戸並健一を演じて下さるのか楽しみにしております」と期待。「山林王のおばあちゃんと犯人3人との掛け合いで、どのような芝居を仕掛けてくるのか、刺激を受けながら楽しみしたいと思います。おかしくて笑えるドラマをご家族でお楽しみいただければ幸いです。80歳おばあちゃん万歳!!です」とチャーミングなコメント。

 岡田について「私の大好きな俳優」という渡部は「彼の作品は毎回楽しみに見ています。年齢は随分離れていますが、彼から学べる事もあり、俳優として尊敬しています。共演を心待ちにしていました。最高のエンターテイメントを作りたいと思います」と先輩ながら実力に太鼓判を押している。

 このほか、同ドラマでは中尾明慶森田甘路長谷川朝晴国生さゆり棚橋弘至(新日本プロレス)、平岩紙岡本玲伊原六花榊原郁恵杉本哲太らが脇を固める。

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