NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)では、鹿児島で生まれ育ち、最期を迎えた西郷隆盛の人生を、奄美群島など鹿児島の大自然とともに表現するタイトル映像が作られてきた。制作しているのは、陸上はもちろん、海中の撮影、上空からのドローン撮影などにも長けたL.S.W.F(LAND SKY WATER FILM)。今回、CGを一切使っていないのが特徴だ。 鹿児島のさまざまな場所に行き、検討を重ね、天候などの条件を乗り越えながら鹿児島の自然をカメラに収めてきた撮影チーム。L.S.W.F代表の中村豪氏が「自然に助けられてできた映像でもありますし、自然に苦しめられもしました。もっといい映像を撮りたいという欲が出て、何度も何度も出向くことにもなりました」と、語った表情はどこかうれしそうで、苦労した分満足感も大きいよう。
2018/11/01