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【京都国際映画祭】高良健吾、映画恋しさ余って京都で物件探し「ロスがすごかった」

 俳優の高良健吾(30)、木村了(30)が14日、京都市内を中心に開催中の『京都国際映画祭2018』のクロージングで京都を代表する巨匠・中島貞夫監督(84)の20年ぶり長編作『多十郎殉愛記』ワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇した。

『多十郎殉愛記』ワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇した高良健吾 (C)ORICON NewS inc.

『多十郎殉愛記』ワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇した高良健吾 (C)ORICON NewS inc.

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 「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトにした作品で、時代劇映画における殺陣の魅力の根源を改めて探り、生身の人間が見せる極限のパフォーマンスや、1本の刀に込めた「男の情念」、「殉愛」を描いている。

 ワールドプレミアを終え、高良は「感極まりそうです」としみじみ。同作が30代に入ってから最初の主演作で「力が入ったのかな」と振り返り「派手さというより、一つひとつの裏側の精神性を描いた映画。京都で学べた事は大きかったですね」と話した。そして「幸せな時間でしかなかった。撮影の1ヶ月半は幸せ。『多十郎』ロスもすごかった」とたまらない表情になり「『京都って、どこが住みやすいのかな』とかやりだして、家賃とかも調べちゃった。不動産屋の前とか止まっちゃいましたね」と照れながら明かした。一方の木村は「住もうとまでしていないですけど、僕はクランクアップしてくれるなって思いました」と同じ気持ちを共有していたという。

 中島監督は「5年がかりでしたが、やったー! という感じです」と完成にこぎつけたことに感慨深げ。「ちゃんばら映画を若い俳優さんでやりたかった。孫のような年齢なんで最初は話が通じるのかなって思ったけど、みんな素直」とキャスト陣を語った。

 同映画祭は、1997年から開催されてきた京都映画祭の伝統と志を引き継ぎ、2014年に誕生し、今年で5回目となる。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画以外にもアート、パフォーマンス、工芸などさまざまな分野を対象に展開。今年のキャッチコピーは「京都上映中。」だった。

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  • 『多十郎殉愛記』ワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇した高良健吾 (C)ORICON NewS inc.
  • 『多十郎殉愛記』ワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇した木村了 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)寺田一博京都市議会議長、高良健吾、中島貞夫監督、木村了、門川大作京都市長=『多十郎殉愛記』ワールドプレミア上映の舞台あいさつ (C)ORICON NewS inc.
  • 『多十郎殉愛記』ワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇した中島貞夫監督 (C)ORICON NewS inc.

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