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【まんぷく】タイトルバックの舞台裏 安藤サクラ「自分の宝物になりました」

 NHKで10月1日から放送が始まった連続テレビ小説『まんぷく』(月〜土 前8:00 総合ほか)。朝の時報がわりに視聴している人も多い連続テレビ小説で、半年間をともにするタイトルバック&主題歌は、まさに作品の顔だ。

 『まんぷく』では、DREAMS COME TRUEの新曲「あなたとトゥラッタッタ♪」を起用。同一アーティストが2回目(1992年後期『ひらり』主題歌「晴れたらいいね」以来26年ぶり)の主題歌を制作し歌うのは、連続テレビ小説史上初ということでも注目を集めていたが、放送がはじまるや、森の中や海辺で、ヒロイン・今井福子役の安藤サクラが自由に動き回る斬新でユニークなタイトルバック映像が話題に。制作秘話を安藤が明かした。

 最も印象的なのは、最後に海に向かって両足を開いてどっしり構え、両手を大きく広げるポーズ。海辺の映像は、淡路島で撮影された。

 「タイトルバックの撮影では、監督から福ちゃんの母性、懐の大きさみたいなのを表現してほしい、と言われていました。それで、淡路島の海で撮影していた時、目の前の海というか、地球のすべてを福ちゃんが受け止めるような、包み込むようなイメージが湧いてきて、思わずあのポーズをしてしまったというか、たまらなくやりたくなったというか。海を眺めている後ろ姿を撮っていた時に、『カット!』がかかった後、毎回あのポーズをしていたら、採用されていました(笑)」

 予め考えていたわけでも、誰かからのリクエストでもない、あの瞬間に自身の内面から湧き上がって生まれた動きだったとは、安藤サクラという表現者の表現者たる由縁だ。

 撮影としては、「森」の方が先だった。ロケ地は、滋賀県大津市にある日吉大社。こちらもすべて、決められた動きはなく、ドリカムの主題歌(当時はまだ未完成)を流しながら、「その場所からいいエネルギーをもらったというか、それを素直に出せば、いいタイトルバックになると思って、撮っていました。ドラマ本編と同じスタッフで撮影していたんですが、とにかくみんなで楽しく撮影できました」。

 ちなみに、真鍋斎チーフプロデューサー(NHK大阪放送局)によると、最近の連続テレビ小説のタイトルバックはアートディレクターや映像クリエイターに“外注”することが多いそうで、ドラマ本編のスタッフが手がけるのは久しぶりにして珍しいことだという。

 歴史ある神社の鎮守の森と「国生み神話」のある淡路島。さらにもう一ヶ所、「戦後の焼け野原のシーンを取った場所」でも撮影している。「私たちが大切にしなければならいものを意識させてくれる場所で撮影できたのは、すごく意味があることだな、と思いました。こうしよう、ああしようではなく、本当に自分が動きたいままに動いてようと思ったらすごく楽しかった。このタイトルバックは、自分の宝物になりました。自分の動画遺影にしたいくらいです」と、笑っていた。



関連写真

  • 連続テレビ小説『まんぷく』タイトルバック映像より(C)NHK
  • 淡路島で撮影(C)NHK
  • 日吉大社で撮影(C)NHK

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