女優の黒木華(28)、多部未華子(29)が3日、映画『日日是好日』特別試写会KIMONO de CINEMAに出席。先月15日に亡くなった女優・樹木希林さん(享年75=本名・内田啓子さん)が同作に出演していることから、撮影時の思い出話に花を咲かせた。
同作は昨年11月20日〜12月23日の期間で撮影。黒木は「希林さんは、本当に共演したい女優さんでして、共演する前にほかの俳優さんに『希林さんとは何かで共演した方がいいよ』と言われていました。実際にご一緒して、役を生きるっていうことをすごく感じました。『なんであの映画出たの?』といった雑談はたくさんしたのですが、言葉で言われるのではなくて、姿でお芝居を感じることができて、なんてありがたい時間なんだろうと感じていました」としみじみ。
一方の多部は“希林節”を感じる瞬間があったといい「『どこに住んでいるの?』『誰と住んでいるの?』『付き合っているの?』『整形しているの?』とか、いろいろ直球で聞いてこられて、私はそれを返すというような感じでした」とにっこり。「せりふの意味は合っているんだけど(台本通りではなくて)自分の言葉として発していらっしゃいました。言葉一つひとつを自分のものにして、正確な並びじゃなくても伝えることができるのは簡単なことではないなと感じましたね」とかみしめるように語っていた。
イベントにはそのほか、原作者の森下氏、オフィシャル・アドバイザーの観世あすか氏も出席。今年3月に、樹木さんから直接病状と余命を聞いたという観世氏は「余命が年内ということを伺って、絶句しました。その時に希林さんは『新しい仕事は断ります。この映画に残されたエネルギーを使っていきたい。映画はできた後が大切だから、私宣伝頑張るの』とおっしゃっていました」と回顧。
「この映画に出ることをためらっている時期もありましたけど、黒木さんが主演されるということで心を動かしたようです。多部さんもそうですが(2人は)自分のあとを継いでくれる芯のある役者さんだと伺いました」と話すと、黒木と多部も感激した様子で聞き入っていた。
13日より公開される同作は、エッセイストの森下典子氏が茶道教室に通う20年の日々をつづった『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』が原作。樹木さん演じる茶道教室の武田先生が、「習い事の先生」という枠を大きく超えた人生の師匠として、大きな包容力で主人公たちを導いていく。
同作は昨年11月20日〜12月23日の期間で撮影。黒木は「希林さんは、本当に共演したい女優さんでして、共演する前にほかの俳優さんに『希林さんとは何かで共演した方がいいよ』と言われていました。実際にご一緒して、役を生きるっていうことをすごく感じました。『なんであの映画出たの?』といった雑談はたくさんしたのですが、言葉で言われるのではなくて、姿でお芝居を感じることができて、なんてありがたい時間なんだろうと感じていました」としみじみ。
一方の多部は“希林節”を感じる瞬間があったといい「『どこに住んでいるの?』『誰と住んでいるの?』『付き合っているの?』『整形しているの?』とか、いろいろ直球で聞いてこられて、私はそれを返すというような感じでした」とにっこり。「せりふの意味は合っているんだけど(台本通りではなくて)自分の言葉として発していらっしゃいました。言葉一つひとつを自分のものにして、正確な並びじゃなくても伝えることができるのは簡単なことではないなと感じましたね」とかみしめるように語っていた。
イベントにはそのほか、原作者の森下氏、オフィシャル・アドバイザーの観世あすか氏も出席。今年3月に、樹木さんから直接病状と余命を聞いたという観世氏は「余命が年内ということを伺って、絶句しました。その時に希林さんは『新しい仕事は断ります。この映画に残されたエネルギーを使っていきたい。映画はできた後が大切だから、私宣伝頑張るの』とおっしゃっていました」と回顧。
「この映画に出ることをためらっている時期もありましたけど、黒木さんが主演されるということで心を動かしたようです。多部さんもそうですが(2人は)自分のあとを継いでくれる芯のある役者さんだと伺いました」と話すと、黒木と多部も感激した様子で聞き入っていた。
13日より公開される同作は、エッセイストの森下典子氏が茶道教室に通う20年の日々をつづった『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』が原作。樹木さん演じる茶道教室の武田先生が、「習い事の先生」という枠を大きく超えた人生の師匠として、大きな包容力で主人公たちを導いていく。
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2018/10/03