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独自領域で勝負 野村周平、崩さぬマイペース

 「これから先、好感度的なものや他人の評価にそこまでとらわれません。もし、自分の考えが変わる機会があったら面白いなと思いつつ、今は自分のスタンスを変えようと思ってはいないです」。そう話すのは俳優・野村周平(24)。本人の“やんちゃ”なキャラクターがパブリックイメージとして浸透している、20代俳優のなかでも少し異質な存在だ。連ドラ主演としては2本目となる東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『結婚相手は抽選で』(毎週土曜 後11:40 ※10月6日スタート)を控える野村に俳優としてのスタンスや結婚観を聞いた。

 今回演じるのは『抽選お見合い結婚法』に選ばれてしまうオタクで恋愛や結婚に憧れを持ちつつも、自分には無理だと諦めている青年・宮坂龍彦。そんな龍彦をはじめ、政府から“強制されたお見合い”に振り回されることとなる人々の姿を描いた、社会派ヒューマンストーリーだ。

 「龍彦はただのオタクの潔癖症ではなくて正義感が強い心の優しい子だって、演じるうちに気づきましたね。人助けをしたいという正義がある。ただ、自分との共通点はないかな(笑)。でもなにかを好きってことはわかる。僕も車オタクなので、熱中してしまう気持ちには共感します」。

 トラウマから極度の“潔癖症”となってしまった龍彦。彼を演じるため行動については入念に打ち合わせを重ねているそうで、「これはやらないんじゃないかとか…、例えばコップは直接持たないんじゃないかなど、潔癖症ということが動きの幅を狭めていて難しいです」と試行錯誤している。

 演出の石川淳一監督は、過去に出演した連ドラ『フラジャイル』(2016・フジ)を手がけた経験もあり「テストで僕が少しふざけると『ふざけないでやってください』と言われたり。本番はちゃんとやるってわかってるじゃないですかって(笑)。テストで本気出したら本番で本気が出ない。だから、違うことをやりたくなってしまう。でもたまに『いいね』と言われることもあって、『あ、良かったんだ、今の』って(笑)」と楽しみながら臨んでいる。

 一方で、結婚しないという道を選ぶ若者も多くいることには「全然いいと思う」とキッパリ。「結婚がゴールならその先はなんだろうと思います。結婚しなくてもラブラブで過ごすこともできる。僕も今は結婚をするメリットを感じないですね。勢いだけではなくて20代から付き合って5、6年一緒にいて『不自由ないから結婚しましょう』みたいな、愛のある結婚だったらパーフェクトだと思う。僕はまだそれができないです」と現実的な姿勢をみせる。

 「結婚式にもお金もかかるし、子どもを産んで育てるのも金が必要。若者に『結婚しろ、子どもを産め』って言われても、そう簡単に子どもを産んで育てられる世の中ではないんじゃないか。そういう厳しい環境になってしまっていること自体に目を向けたほうがいいと思うんです」。若者のリアルな声を届けながらも「僕はまだそういうことに関してリアルな環境にいないので、スケボーとか趣味の時間を大切にしながらいまは自由に生きていたいですね」と笑顔を見せた。

 20代俳優のなかでも、いわゆるイケメンの枠だけに収まりきらない、ひねくれた役も冴えない役も幅広く演じてきた。過去に共演した菅田将暉(24)や竹内涼真(25)、吉沢亮(24)など“同期”たちの活躍について「みんな頑張ってる」と喜ぶ一方で、負けん気ものぞかせる。「(他の若手俳優が)活躍すれば活躍するほど、『みんな頑張ってるな、俺は敢えて頑張らないでおこう』とも思います。彼らは彼らで活躍していることは素晴らしいですし、尊敬しています。ただ、僕は僕のペースで進んでいけたらなと思います」。

■野村周平
1993年11月14日生まれ
兵庫県出身
趣味:BMX、スノーボード、スケートボード
特技:中国語
スノーボード受賞歴
2006年2月(12歳) 琵琶湖バレイANARCHY BOADERS PARTY 3位
2006年3月(12歳) 余呉高原SS大会 2位
2006年4月(12歳) DRAGON DDT 特別賞
2007年3月(13歳) willcom zero3 SS challenge 優勝



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