ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

木村佳乃VS水野美紀、愛憎ドラマで初共演 修羅場の連続に「ドキドキしております」

 女優の木村佳乃が“本妻”、水野美紀が“夫の愛人”として壮絶な修羅場、愛憎バトルを繰り広げる連続ドラマ『あなたには渡さない』が10月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠(毎週土曜 後11:15)で放送される。

10月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマは40代男女の愛憎ドラマ『あなたには渡さない』木村佳乃(前列右)、水野美紀、(前列左)、萩原聖人、田中哲司が出演(C)テレビ朝日

10月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマは40代男女の愛憎ドラマ『あなたには渡さない』木村佳乃(前列右)、水野美紀、(前列左)、萩原聖人、田中哲司が出演(C)テレビ朝日

写真ページを見る

 40代の男女が繰り広げる、激しく濃厚なラブ・サスペンスを描いた連城三紀彦氏の小説『隠れ菊』(1996年)を現代版にリメーク。夫に裏切られ思いもよらぬ困難に立ち向かうことになった主人公・通子を木村。夫の愛人として通子の前に立ちはだかる女を水野が演じる。愛人に溺れた夫を萩原聖人、通子を密かに思う幼なじみを田中哲司が共演する。

 ある日いきなり目の前に現れた女はこう言った。「ご主人をいただきにまいりました」。平穏な日々から一転、どん底に落とされた平凡な専業主婦が、まさに悪夢ともいうべき“夫の愛人”からの宣告に、真っ向から立ち向かう。夫を差し出す条件として、愛人から6000万円もの大金を引き出し、割烹料理屋の女将として再スタートを切ることに。夫を奪った女と、時には激しくぶつかり合い、時には共闘しながら、強く、美しく、そして恐ろしく“変身”していく。

 木村は、ドラマ『相棒』シリーズでは表向きは清廉潔白な政治家だが、実は自分に不利な事柄は巧妙に隠蔽する議員・片山雛子で知られているが、今作では逆境に立たされながらも生来持つ“一度突っ走り出すと振り返らない”という気質を武器に、意外な方法でのし上がっていく女性の役どころに挑む。不倫、離婚、仕事、家族、この年代の女性たちにとってはリアルすぎる問題の数々を通子はどう乗り越えていくのか。そしてその姿を、木村はどう魅せてくれるのか。

 木村は「最初に『大人のドラマを一緒に作りたい』というお話をいただき、とても光栄でうれしかったです。私自身、ドロドロした良質のドラマを見るのがすごく好きなんですよ。小さい頃から親に隠れてコッソリ見ていました。見ちゃいけないって言われれば言われるほど、見たくなるものですよね(笑)。大人の方はもちろんですが、お子さんたちさえもひきつけられるような作品にできたらいいなと思います」とコメント。初共演の水野との対決も「今回バトルがたくさんあると伺ってドキドキしております」と、楽しみにしているようだ。

 一方の水野は、昨年放送の連続ドラマ『奪い愛、冬』では夫が自分から離れていくのを食い止めようとする妻を“怪演”して大きな注目を集めた。今度はしたたかに他人の夫を奪い取る酒造会社の女社長役。

 「原作小説を現代版にアレンジされるとお聞きして、より濃厚な大人の情愛が描かれるのではないかとさらに興味が沸きました。普段の生活の中で自分のドロッとした感情を表に出すことはほぼないので、こうして役を借りて相手にバトルを仕掛けたりドロドロした思いをストレートに言葉にして出せたりするのが、とっても楽しみです! 濃厚なヒューマンドラマになると思いますので、ぜひ私たちをご自身に置き換えて疑似体験として楽しく端から見ていただければと思います」と、メッセージを寄せている。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索