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菊池桃子、ストーカー被害直後のドラマも影響は「ありません」 プロとして毅然とした態度

 女優・菊池桃子蓮佛美沙子が31日、東京・渋谷のNHKで9月9日スタートのBSプレミアムドラマ『ダイアリー』(毎週日曜 後10:00、連続4回)の試写会&囲み取材に参加した。

『ダイアリー』の試写会に出席した菊池桃子 (C)ORICON NewS inc.

『ダイアリー』の試写会に出席した菊池桃子 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は今年7月から撮影が始まった。6月には自身へのストーカー行為で元タクシー運転手が2度目の逮捕されている。怖い事件の直後にクランクインしたことになるが、影響を問われると「ありません」と断言。プロとして毅然とした態度を見せていた。

 開始15分で寝たきりになる菊池は「記憶では初めて」というシングルマザー役。厳しい一面も見せているが、自身について「実際は、もっとのんきなものですね」と苦笑いを浮かべた。「難しかった点は20代から45歳までの長い年齢。頼もしいスタッフのみなさんが、どんな髪型やメイクをしたら、どんな照明を当てたら、その年代に見えるか考えてくださった。とても安心して世界に入り込むことができました」と感謝した。

 けんかも絶えない娘役を演じた蓮佛は「一緒にお弁当とかを食べる時間とか、あったんですけど私が食べるのが遅くて最後になっちゃったときに『大丈夫? 怖くない?』って聞いてくださった。かわいいって思いましたね」と優しい菊池らしいエピソードを披露。「ちょっと最後の方は顔を見ただけで泣けるぐらい。それぐらい親子のかたちを作ってくださった」と振り返った。

 劇中では菊池が蓮佛をビンタする場面も。菊池は「どっしり構える姿勢が頼もしかった。親子けんかをして平手打ちをするシーンも、しっかり構えてくれないとやりづらくもあるですが、そこは安心した。この役でこのシーンが大切だからっていう気持ちが、すごく伝わってきた。叩いた後も『いいシーンになってよかった』と一緒に喜び合えた。プロとしての姿勢を見せてくれた」と蓮佛のプロ根性に感激していた。

 シングルマザーの母・春海(菊池)が急病で倒れ、意識不明の植物状態に。結婚間近の娘・彩加(蓮佛)は、突然の事態に困惑する中、母が記した「リビングウィル(尊厳死宣言書)」を知り、母が高校時代の同級生たちと続けていた交換日記を発見する。娘は母の故郷・石川県へと旅立ち、日記に書かれた女たちの嘘と現実が、ヒロインを嘘の先にあった本当の幸せに導いていく。時を越えた女たちの愛と絆を、切なくも温かく描く感動のヒューマン・ストーリー。

 脚本は、映画『クジラの島の忘れ物』(2018年)、NHK『全力失踪』(17年)、テレビ東京『こえ恋』(※シリーズ構成、16年)などの嶋田うれ葉氏。ほかに、大塚寧々、濱田マリ、西田尚美、山本陽子、緒形直人などが出演する。

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  • 『ダイアリー』の試写会に出席した菊池桃子 (C)ORICON NewS inc.
  • 劇中で親子を演じた(左から)蓮佛美沙子、菊池桃子 (C)ORICON NewS inc.
  • 劇中で親子を演じた(左から)蓮佛美沙子、菊池桃子 (C)ORICON NewS inc.

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