元サッカー日本代表選手でタレントの前園真聖（44）がリポビタンD「ファイト応援BOX」特別サポーターとしてビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉（61）をサプライズ訪問、大先輩にエールを送った。

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■前園の訪問にラモス感激「ゾノは妻の次に心配してくれる後輩」

　この日、打ち合わせ中のラモスの前に前園が「ファイト応援BOX」を持って現れると、久しぶりの再会にラモスもびっくり。前園が“応援したい想い”と一緒にリポビタンDを贈る「ファイト応援BOX」を手渡し、日本サッカー殿堂入りを祝福すると、「うれしいなぁ。オレ、いい後輩を持ってるなぁ」と感激した様子だった。

　前園は世間を騒がせた5年前の一番苦しい時も「ラモスさんが応援してくれました。現役時代からずっと自分が大変な時にはいつも応援してくれています。だから、今、僕が応援したいのはラモスさんしかいない」と感謝。今年ラモスが5年ぶりにビーチサッカー日本代表監督に復帰したことについては「熱いパッションがあってこそのラモスさんだけど、体のほうが心配」と気遣うと、ラモスも「妻の次に心配してくれてるね」と笑顔を見せた。

　ラモスは2016年12月に脳梗塞で倒れたが、リハビリを重ねてわずか6ヶ月で復帰。「あの時、実は医者から『一生車椅子の可能性もある』と言われた」と打ち明け、「でも、いろいろな人に支えられたからその恩返しをしたいと思って、つらかったけど頑張れた」と当時を振り返った。そんなラモスの言葉に前園も、「引退した後も仲間に勇気づけてもらえるのはサッカーをやってきた財産だなと思いますね」としみじみと語った。

■ラモス瑠偉、前園と中田英寿にまさかの代表招集宣言？

　また、前園は2009年にラモスが監督を務めるビーチサッカー日本代表に参加、FIFAビーチサッカーW杯アジア予選で優勝した当時のことに話が及ぶと、「僕はラモスさんにダマされたんですよ！」と衝撃発言。「ビーチバレーを取材するつもりで見に行ったら、いつの間にか僕自身もやることになっちゃって。でも、途中から本気になって頑張りました」と語り、ラモスも「『あと5キロ痩せたら大会に連れていくよ』と言ったら本当に5キロ痩せてきた。やっぱりプロ意識がすごい。周りの選手たちにもすごく刺激を与えてくれて、彼のおかげで優勝できた」と、日本代表チームが彼から“ファイト”をもらったエピソードを披露した。

　最後には、ビーチサッカーに熱い情熱を捧げるラモスから「W杯でもう一度世界を驚かせたい。（チームに）ゾノとナカタが来てくれたら！　一緒に盛り上げようよ！」とまさかの代表招集宣言（!?）も飛び出し、変わらぬラモス節に前園もタジタジだった。

　「ファイト応援BOX」第一弾キャンペーンは9月4日（火）までの期間限定で、総勢2600組の頑張る人を応援する「とどけファイトサポーター」を公式サイトで募集中。また、応募者から1組限定で、特別サポーターの前園真聖が一緒に「ファイト応援BOX」を届ける。
（取材・文：小酒真由子）