テレビ東京系で放送中の金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜THIRD SEASON』（毎週金曜　後8：00）の第5話（31日放送）に、加藤茶演じる居酒屋「春吉」の主人・国仲春吉の友人役で仲本工事がゲスト出演する。ある日、春吉（加藤）が友人・仲本工一（仲本）を連れて紛失してしまった大切な“タライ”を捜して欲しいとゼロ係に相談に訪れ、ドラマの中では昭和の伝説のバラエティー『8時だよ！全員集合』のコントを彷彿とさせる“タライ落とし”のシーンもある。

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　同ドラマは、厄介払いされたメンバーが集まる警視庁杉並中央署の「なんでも相談室」、通称ゼロ係に配属された、“空気は読めないが事件は読める”エリート警視・小早川冬彦（小泉孝太郎）を中心にさまざまな難事件を解決していく物語。いよいよ終盤へ向かい、冬彦の“ゼロ・レポート”に書かれていた未解決連続誘拐事件は、連続殺人事件に発展し、元天才監察医の湯川院長（石坂浩二）の協力の元で再捜査が始まる。

　そんな中、第5話でゼロ係のメンバーは慰安旅行で温泉へ。すると、露天風呂で全裸の女性がうつぶせで死んでいた。亡くなったのは温泉アナリスト。殺人事件として冬彦は寅三（松下由樹）と捜査を進める。一方、ゼロ係には、春吉が連れてきた仲本は白い体操服姿で、失くしたタライを探してほしいと懇願。桜庭（木下隆行）と文平（戸塚純貴）は東京中の銭湯を探すことに…。そして、タライ落とし（？）。一見関係のないようなこのシーンが事件解決へとつながっていく。

　撮影を終えた加藤、仲本は「ドリフのコントの時に比べたら、まったく痛くなかった」と余裕の表情を見せ、当時のことを振り返った。ちなみに、昨年7月期の『SECOND SEASON』には高木ブーがウクレレを探しにゼロ係を訪れている。

ーードラマでの共演は初めてですか？

【加藤】ドラマでは、ないよね？
【仲本】ないよね？　初めてだよね。記憶にないな〜。

ーーコントでは何度も同じ舞台に立たれているかと思いますが、ドラマで一緒に演じるというのはまた感覚が違いますか？

【加藤】ドラマとコントは違うので、やっぱりだいぶ感覚が違いますよね。僕たち同じことを何回もやるのが下手なんですよ。下手っていうか飽きてきちゃうんだよね。
【仲本】苦手なんだよね。その都度気持ちが違うから、おんなじことを新劇の方たちみたいに何回もやるのが苦手なんですよ。
【加藤】だから、「もう1回いきまーす」って言われると噛んだり、なんか違うこと言い出したり。

ーー今回、ドラマの中でタライ落としのシーンもありましたが、久しぶりの感触はいかがでしたか？

【加藤】あんまり変わらないよね？　でも、タライを叩いて薄くしてくれて気を使ってくれてましたね。『全員集合』の時は、落とす高さも高くて。
【仲本】『全員集合』の時は気を使ってないからね。舞台の天井のさらに上の見えないところから落としてて、タライを落とす人のためのリハーサルを何回もして、当たり方を確かめたりしてたよね。今回は、気を使ってくれてましたね。
【加藤】また当時使っていたタライの方が重いんだよね。今はアルミで軽いやつだけど、当時のタライはブリキ。だからいい音がして、みんな笑ってくれるんだよね。

ーー視聴者の方へ
【加藤】やりとりの中でも『全員集合』の小ネタがちりばめられているので、そこも楽しんでください。春吉の後ろにあるお酒の瓶をよく見てみてください！
【仲本】久しぶりに加藤さんと一緒に出演できて、何かっていうと拾ってくれるし、やっぱり安心して撮影に参加できました。スタッフがみんな笑顔で撮影してくれてて雰囲気のいい現場なので、楽しんで撮っている空気が皆さんにも伝わると思います。