俳優の綾野剛が主演する、テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』(毎週木曜 後9:00〜9:54)がクランクアップ。都内のオフィスビルでラストカットを撮り終えた綾野は「感謝しか出てこない。鷲津政彦という人物に出会えたことを感謝しています。役者やっていてよかったと、改めて思います」と感無量な様子。「彼(鷲津)から教わったこと、尊敬するところがたくさんあって、どんな形であっても生きていきたい、と思いました。また、必ず皆さんの前に戻ってきたいです」と、さらなる飛躍を誓っていた。
同ドラマは、真山仁氏が2004年に発表した小説が原作。平成という時代を背景に、外資系投資ファンドを率いる“企業買収のスペシャリスト”鷲津政彦が「ハゲタカ」とバッシングを受けながらも日本の名門企業を次々と買収し、再生していく、その生き様を描く。
今作では、アメリカで企業買収や債権処理の実績を上げた鷲津が日本に帰国して、「ホライズンジャパン・パートナーズ」を設立した1997年から、約20年を3部構成で駆け抜けた。当初は、自殺した父の復讐劇のような要素も含みつつ、大手銀行や日本のリーディングカンパニーを相手に大胆で圧倒的な買収劇を仕掛けていった。
放送中の第2部では、「ホライズンジャパン・パートナーズ」を追われ、自ら「サムライファンド」を設立。アメリカの軍需産業ファンドに技術を売り渡すようなことをしてはならない、日本の技術を守りたい、という鷲津なりの強い思いを持ちながら、国内有数の大手総合電機メーカー「あけぼの」を巡る、壮絶な買収合戦を繰り広げている。
第3部は、真山氏が原案を書き下ろしたドラマオリジナルエピソードで、アラフィフになった鷲津の姿が描かれる。
綾野は「本当にウソ無しで終わった気がしない、疲労感も全然ないです。こんなにクランクアップの実感が湧かない経験は初めてです」と、純粋な使命感のようなものにつきうごかされていく鷲津にだいぶ感化されたよう。
「制作発表の時に、この作品を通して、みなさまに日本の再生、そしてこれからの希望についてお伝えできたら、と申し上げたとおり、僕自身、鷲津を通してさまざまな希望を感じさせてもらいました。大きな企業の話をしていながら、自分たちの生き方に置き換えられることもたくさんあって。鷲津は常に次の希望を見つけられるから強いんだと思いました。テレ朝の木曜9時枠というたいへん勢いのある枠で、鷲津政彦という人物として生きられたのは、自分の役者人生においても誇りですし、改めて自分の血や肉になってくれた気がします。とても“生きがい”のある人でした」と、充実感をにじませていた。
同ドラマは、真山仁氏が2004年に発表した小説が原作。平成という時代を背景に、外資系投資ファンドを率いる“企業買収のスペシャリスト”鷲津政彦が「ハゲタカ」とバッシングを受けながらも日本の名門企業を次々と買収し、再生していく、その生き様を描く。
今作では、アメリカで企業買収や債権処理の実績を上げた鷲津が日本に帰国して、「ホライズンジャパン・パートナーズ」を設立した1997年から、約20年を3部構成で駆け抜けた。当初は、自殺した父の復讐劇のような要素も含みつつ、大手銀行や日本のリーディングカンパニーを相手に大胆で圧倒的な買収劇を仕掛けていった。
放送中の第2部では、「ホライズンジャパン・パートナーズ」を追われ、自ら「サムライファンド」を設立。アメリカの軍需産業ファンドに技術を売り渡すようなことをしてはならない、日本の技術を守りたい、という鷲津なりの強い思いを持ちながら、国内有数の大手総合電機メーカー「あけぼの」を巡る、壮絶な買収合戦を繰り広げている。
第3部は、真山氏が原案を書き下ろしたドラマオリジナルエピソードで、アラフィフになった鷲津の姿が描かれる。
綾野は「本当にウソ無しで終わった気がしない、疲労感も全然ないです。こんなにクランクアップの実感が湧かない経験は初めてです」と、純粋な使命感のようなものにつきうごかされていく鷲津にだいぶ感化されたよう。
「制作発表の時に、この作品を通して、みなさまに日本の再生、そしてこれからの希望についてお伝えできたら、と申し上げたとおり、僕自身、鷲津を通してさまざまな希望を感じさせてもらいました。大きな企業の話をしていながら、自分たちの生き方に置き換えられることもたくさんあって。鷲津は常に次の希望を見つけられるから強いんだと思いました。テレ朝の木曜9時枠というたいへん勢いのある枠で、鷲津政彦という人物として生きられたのは、自分の役者人生においても誇りですし、改めて自分の血や肉になってくれた気がします。とても“生きがい”のある人でした」と、充実感をにじませていた。
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2018/08/22