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北村一輝、『ほん怖』初主演 吉田羊と夫婦役「程良く涼しくなるお話」

 俳優の北村一輝が、18日放送されるフジテレビ系土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 ―夏の特別編2018―』(後9:00)内ドラマ『果てからの念波』で、同シリーズ初主演を果たすことがわかった。リサイクルショップで購入したラジオから、不気味なうめき声が聞こえてくるが、実はその声は数年前に亡くなった以前のラジオの持ち主だった、という不思議なストーリーを描く。妻役には女優・吉田羊が起用された。

土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 ―夏の特別編2018―』に出演する北村一輝 (C)フジテレビ

土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 ―夏の特別編2018―』に出演する北村一輝 (C)フジテレビ

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 同番組は通称『ほん怖』として、1999年に放送スタートしたオムニバス形式の実録心霊ドラマ。今回も、日本中から届いた実際に起きた心霊現象や不思議な体験を忠実にドラマで再現、恐怖VTRを見た稲垣吾郎をナビゲーターとした“ほん怖クラブ”のメンバーたちが、スタジオで怖さを吹き飛ばすおまじないを唱える。このほか、神木隆之介、菜々緒、ガンバレルーヤ、平祐奈、葵わかなの主演作品が放送される。

 「出演者が若い方が多いので、『いいのかな』と思いました」と恐縮気味の北村は、台本を読んだ感想について「怖い話というよりも温かい話で、確かに自分に起こったら不思議な話ですが、どちらかというと良い話に思えました」と他の5本とは違った“怖さ”をアピール。演じる側のこだわりとして「ショートストーリーで静かな話でもありますので、感情を分かりやすく見せていく事が大切だと思い、監督と話し合いながら作っていきたい」と意気込みを語った。

 ホラー作品は「スプラッター系の恐怖ものよりも、精神的に追い詰められる方が怖いです。今回の作品もそうですが、精神的に追い込まれる中で自分がどう思い感じるか? という事が一番の恐怖だと思えます」と明かす北村。「夏はやはり、怖いものを見るのが良いと思います。このお話は、寒くなるというより程良く涼しくなるお話です。皆さんにもこれと近いような体験があるんじゃないでしょうか?」と呼びかけている。

 同作について太田大プロデューサーは「怖いだけの話ではなく、ショートストーリーでありながら、心温まる異色の物語です」と紹介し、「北村さんの優しさを感じるお芝居が、全編にわたって温かみと説得力をもたらしてくださり、とても感謝しております」と手応えも。「ハードスケジュールの中、ご出演いただいた吉田羊さんと北村さんの、夫婦のやりとりもとても自然で、初共演には思えませんでした。とても豪華な作品になりました」と大きな期待を寄せている。

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