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『オーシャンズ8』支え合いながら挑んだ撮影 サンドラ・ブロック「本当の友情を得た」

 犯罪プロフェッショナルチームの活躍を描く『オーシャンズ』シリーズ最新作『オーシャンズ8』(8月10日公開)。女性キャストが多く集った同作ならではの撮影について、リーダーを演じたサンドラ・ブロック、サラ・ポールソンが裏側を語ってくれた。

(左から)サラ・ポールソン、サンドラ・ブロック

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 同作では、“新生オーシャンズ”が世界最大のファッションの祭典、メットガラに登場する総額1億5000万ドルの宝石を狙う。ブロックは兄に伝説の強盗=ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)を持ち、新生オーシャンズを率いる司令塔のデビー役。ポールソンは盗品売買のエキスパートであるタミーを演じ、2人のほかにもケイト・ブランシェットアン・ハサウェイ、ミンディ・カリング、オークワフィナ、リアーナ、ヘレナ・ボナム=カーターらが名を連ねる。

 出演が決まったとき、ブロックはうれしさと共にある不安があった。

「キャストはどうなるのかしら、きちんとチームワークが保てるかしら?と思ったの。それは、この作品の出演者が女性8人だからではなくて、どの俳優もおそらくみんな強烈な意志を持っている人たちであり、バリバリ仕事するタイプの人たちばかりだと思ったから。とにかくみんな強い女性ばかりだった。そんな強烈なやる気満々の俳優が8人も共演するとなったら、チームとして機能するのかしら、場合によっては大成功か、それか大失敗に終わる可能性もある危険なものだと思うから」。

 ブロックいわく、一番大変だったのはキャストたちのスケジュールを調整すること。「例えば、誰かが子どもたちと一緒に過ごさないといけないからこの日に帰らないといけないということがあると、本来私はその時間には撮影しなくても良かったんだけど、そのために撮影をしたりね」と振り返り、いつしか「みんなの間で団結が生まれて、お互いがお互いを知るようになったら、問題が起きるとほかのスタッフにお願いするんじゃなくて私たち8人が直接話して、『困ったことがあるの。みんなの助けが必要』と言えるような間柄になったの」と劇中同様に絆を深めることで当初の不安を解消していった。

 そんな撮影を経験して、ブロックは「この映画に出演したことで、本当の友情を得ることができた。共演者たちとこの映画で築いた人間関係のおかげで、この映画業界で仕事することをより安全に思えるようになった。というのも、今後何か悩むようなことがあったら、この人達に相談すればいいわと思えるようになったから」と信頼を寄せる。

 ポールソンも「この業界で仕事をしていると、映画の共演者の中に、すごく短い間ではあれ、もう一人女優がいたらラッキーというほどで、実はすごく孤立していることがほとんどだから。女性が同時にこれだけ集まって、これだけ女性のエネルギーに触れる機会ってないからね」とうなずく。今回の撮影では「『えっ、あなたもそんな風に思っていたの? みんながそんな経験をしているとは思っていなかったわ』と言えるようなことがいくつもあった。映画産業においても、地球上でも、自分一人だけ、というような思いをしなくて良かったのは、本当に今回安心できたところだった。おかげで、この映画産業で、今後より安心して仕事ができるようになると思う」と語った。

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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  • (左から)サラ・ポールソン、サンドラ・ブロック
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  • 『オーシャンズ8』に出演するサンドラ・ブロック
  • 『オーシャンズ8』に出演するサラ・ポールソン
  • 『オーシャンズ8』に出演するサンドラ・ブロック
  • 『オーシャンズ8』に出演するサラ・ポールソン
  • 『オーシャンズ8』に出演するサンドラ・ブロック

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