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田中圭、要注意なジゴロな男に 『コールドケース2』ゲスト出演

 ワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版で、その第2弾となる『連続ドラマW コールドケース2 〜真実の扉〜』が、10月13日よりWOWOWプライムで毎週土曜午後10時から放送される(全10話)。シーズン2で描かれるエピソードとゲスト情報第2弾が解禁された。第5話に出演する田中圭は、『おっさんずラブ』(テレビ朝日)で見せたピュアな表情の“はるたん”とは打って変わって、女性を惑わすジゴロな男を演じる。

『連続ドラマW コールドケース2 〜真実の扉〜』(10月13日スタート)ゲスト出演者。(左から)第4話:佐藤浩市(上)・吉岡秀隆(下)、第5話:平岩紙(上)・田中圭(下)、第6話:奥田瑛二(C)WOWOW

『連続ドラマW コールドケース2 〜真実の扉〜』(10月13日スタート)ゲスト出演者。(左から)第4話:佐藤浩市(上)・吉岡秀隆(下)、第5話:平岩紙(上)・田中圭(下)、第6話:奥田瑛二(C)WOWOW

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 神奈川県警捜査一課に所属する主人公の女性刑事・石川百合(吉田羊)とその捜査チームが毎回、未解決事件の真相を解明していく。チームメンバーは、百合の相棒となる高木信次郎(永山絢斗)、百合の同僚・立川大輔(滝藤賢一)、豊富な捜査経験でチームを支える金子徹(光石研)、百合たちのチームを束ねる指揮官・本木秀俊(三浦友和)。

 田中が出演する第5話のサブタイトルは「指輪」。物語は2004年、銀行強盗事件が起き、女性行員が殺されるところから始まる。この被害者・廣瀬亜紀役を平岩紙が演じ、銀行強盗事件の背景に起きた悲しき物語を可憐な演技で魅せる。そして、亜紀を惑わす色男・荻野朔太郎を演じるのが田中。時に甘く、時にダークに亜紀を困惑させていく。世紀の純愛物語なのか、はたまた究極のだまし合いなのかー、物語の展開に注目だ。

 田中は「初めてご一緒させていただく吉田羊さん、滝藤賢一さんや、久しぶりにご一緒させていただく平岩紙さんなど、自分の中では“はじめまして”と“お久しぶりです”が混ざり、ダブルでうれしい現場でした。演じさせていただいた朔という役は、最近演じてこなかったようなとんでもない男でしたので、どうか、皆さまにはこういう男に注意していただきたいなと思いました」と、コメントを寄せている。

 第4話のサブタイトルは「執行」。1997年、幼い兄弟が殺された事件で死刑判決を受けた男・萩原敦志役に吉岡秀隆。萩原の無実を信じ、当時事件の取り調べを担当した金子(光石)へ死刑執行前に真実を探すべきだと告げる刑務官・寺山直也役に佐藤浩市。果たして、萩原はえん罪なのか!? 刻一刻と迫る執行の前に金子は刑事の執念で何が出来るのか。また、吉岡は撮影当日、現場で丸刈りにして、自身初となる死刑囚役に挑んでいた。

 第6話のサブタイトルは「バブル」。バブル絶頂の日本で栄華を極め、バブル崩壊と共に没落したヤクザたちの生き様を描く。のちに謎の死を遂げるクラブ歌手・マリア(水崎綾女)を愛しながらも、組の鉄砲玉として事件を起こし、30年刑務所で暮らした元ヤクザ・金村敦役を奥田瑛二が熱演。実は彼を逮捕したのは、本木(三浦)であった。唯一愛した女、マリアを殺された復讐心に燃える金村と彼を救いたい本木の壮絶な闘いが始まる。寂れた歓楽街に横浜中華街を再現したロケーションで、極寒の中、雨にずぶ濡れになりながら拳銃片手に怒り狂う奥田の演技は圧巻だ。日本版オリジナルストーリーだからこそ実現した究極の日本の哀愁劇に仕上がった。

 また誠実なベテラン検事役としてシーズン1にも登場した宮沢和史演じる大江嗣久の再登場も決定。劇中では百合とのやり取りも描かれており、シーズン1のファンなら百合との恋愛関係(!?)の進展も見どころとなっている。

■ゲスト出演者のコメント
【佐藤浩市】
 『コールドケース2』に出演依頼をいただいて、光石さんと一緒にできるのであれば、とお引き受けして、しかも吉岡くんも加わってこういう形で共演できたこと、うれしかったです。また、でき上がったチームにゲスト出演という形で参加することにちょっと緊張してしまいました(笑)。でも、このテーマに、そしてこのチームに何か爪痕を残せたとしたらいいなと思います。

【吉岡秀隆】
 死刑囚という事で、戸惑いもありましたが根底にはこの世からえん罪が無くなればいいという祈りに近い気持ちで演じさせていただきました。20年という月日をどう表現すれば良いのか現場に行くまでも悩んでおりましたが、メーキャップチームが素晴らしく、牢獄に20年入ったら荻原敦志はこうなると、髪型、皺(しわ)の数など、メークによって教えていただきました。佐藤浩市さんとは、お芝居を通した短い時間の中でたくさんの会話をさせていただいたようで、多くを学ぶことができました。

【平岩紙】
 『コールドケース』に呼んでいただけたことがとにかくうれしかったです。本も面白く、純粋な一つの気持ちを大事にやらせていただける役だったので、真っ直ぐに演じさせていただける喜びを噛みしめておりました。このお仕事を始めて18年目なのですが、どこかで忘れていた真っ新な気持ちを思い起こすことができました。現場の隅々まで愛情に満ちていて、監督にもしっかり導いていただき、本当に幸せなお仕事でした。

【奥田瑛二】
 人間味あふれるドラマの中で集中力を持って演じられたことを監督・スタッフに感謝します。役・金村が開けた扉の向うには過去という景色しか見えなかった。絶望をつなぎとめる糸が切れる…唯一の愛を抱きしめ無情の雨にたたずむ。役については見てのお楽しみ!

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