20〜30代女性から「あるある!!」と反響を呼んでいる、尾崎衣良氏が『プチコミック』（小学館）で連載中の漫画『深夜のダメ恋図鑑』が、ABCテレビで実写ドラマ化される。夜な夜な女子会を開いて恋バナをする乙女たちを演じるのは、“モグラ女子”として人気の馬場ふみか・佐野ひなこ・久松郁実の3人。関西ではABCテレビ、関東ではテレビ朝日で10月より放送予定（ほか地域でも放送予定）。

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　深夜に3人の乙女たち（佐和子・円・千代）が、｢こんな男いるいる｣と思わずにはいられないダメ男話を繰り広げる。彼女たちから語られる男たちの恐ろしいまでの「ダメ度」と「リアルさ」で人気を博し、ダメ男たちとの恋に振りまわされながらも、最後には的確かつ辛辣（しんらつ）に切り捨てる「キレキレの決めぜりふ」が痛快。『このマンガがすごい！2017』オンナ編で第4位、『全国3000店の書店員と選んだ2016コレ読んで漫画RANKING』第1位など、支持されている。

　ドラマでは、かわいくて派手な外見からダメ男に次々にロックオンされるものの、実は男性経験のない“耳年増処女”の「古賀円（こが・まどか）」役に馬場。クールで頭もキレる才色兼備な美女ながら、ちょっと残念な彼氏と同棲中の「千鳥佐和子（ちどり・さわこ）」役に佐野。理想の彼は「王子様」という、少女漫画脳ゆえになかなか現実の男性を受け入れられない、ゆるふわ美女の「福間千代（ふくま・ちよ）」役に久松を配役。毎週、登場する多種多様なダメ男たちを木っ端微塵にぶった切っていく。

　ちなみに、出演する3人の「ダメ恋」エピソードは、「意外とないかも…!!」（馬場）、「まだありません…」（佐野）、「『深夜のダメ恋図鑑』のようなダメ恋エピソードはありません」とのこと。

　チーフプロデューサー・飯田新氏（ABCテレビ）は「男性にもぜひ観ていただきたい。普段、女性が男性のどんな言動にイラっとしているのか…。女心が痛いほどわかります。私も原作を読んで、あまりにストレートな女性の本音に衝撃を受けつつ、反省している一人です（笑）」と、コメントを寄せている。