フリーアナウンサーの羽鳥慎一が27日放送のテレビ朝日系『あいつ今なにしてる？ 3時間SP』（後7：00〜9：48）にゲストとして出演。同級生たちに中学時代の知られざる恋愛エピソードやブラックなウラの顔も暴露されて慌てる一方、尊敬する先輩アナウンサーのメッセージに号泣するなど、収録中は泣いたり笑ったり忙しかった。

【写真】その他の写真を見る

　番組は、ゲストが卒業アルバムを見ながら今は何をしているか知らない同級生をピックアップ。その同級生の“今”をスタッフが調査。VTRで驚きと感動の再会を実現させ、ゲストのまだ見ぬ素顔を掘り起こすバラエティー。

　羽鳥は横浜市内の小中高を卒業後、早稲田大学政治経済学部に進学。1994年、日本テレビにアナウンサーとして入社。入社5年目に土曜朝の情報番組『ズームイン!!サタデー』のメインキャスター、2003年に平日朝の『ズームイン!!SUPER』のメインキャスターに抜てきされ、さらに10年には『好きな男性アナウンサーランキング』の1位を獲得。11年にフリーに転身し、現在は“テレビ朝日の朝の顔”として『モーニングショー』を担当している。

　そんな羽鳥が気になっていたのは、スポーツ万能でオシャレで格好良かった学時代の男子同級生。ちょっとワルい感じで運動もできて面白い存在だったという彼に、羽鳥は遠足のときに全力で“カンチョー”され、痛さのあまり本気で泣いた記憶があると明かす。

　番組が調査したところ、中学時代、尖った印象だった彼は…なんとダンディーな大人になっていたことが判明。実は、彼は今なお羽鳥に対して「申し訳ない」と思っていることがあると激白する。それはカンチョーのことなのか、それとも…!?　今回、彼のほかにも懐かしい顔が、母校の教室に集って、同級生だから知っている羽鳥の意外な一面を明かしていく。

　そしてもう一人、羽鳥が「今を知りたい」と切望したのが、“アナウンサーとして色々なことを教わった”という先輩アナウンサー。彼は日本テレビの系列局に勤めていた超実力派アナウンサーだが、退職後はその動向を知らず気になっていたという。調べると、彼は地方ではなく、現在、都内にいることが判明。そんな憧れの先輩と奇跡の再会＆先輩からの言葉に羽鳥が号泣し、スタジオも感動に包まれた。

　羽鳥は「改めて、この番組の“捜索力”のスゴさがわかりました。番組がきっかけとなって同級生の輪が広がって盛り上がってくれたのがうれしかったですし、僭越ですが、お世話になった方に番組を通して恩返しができたことをとてもうれしく思っています」と、満足げ。

　MCのネプチューンも「羽鳥さんは同級生たちと画面越しに会うのを本気で楽しんでいて、表情がアナウンサーの羽鳥さんではなく、羽鳥少年になっていました（笑）」(名倉潤)、「羽鳥さんがこの番組を愛してくれているのが伝わってきました。見応えがあってグッと来ちゃいました！」（原田泰造）、「今回も新しい羽鳥さんの一面を発見することができて、また見方が変わりました」(堀内健)と、みどころを語っていた。

　このほか、『3時間スペシャル』では、高畑淳子、スキマスイッチの同級生の“今”も調査。高畑が気になる同級生として名前を挙げたのは、桐朋学園芸術短期大学時代の秀才同級生。とても賢く理路整然としていて、超優秀だったという女子同級生は今、どこで何をしているのか。そして彼女が明かす、おっちょこちょいだった高畑のフツーでは考えられない驚愕のエピソードとは!?　さらに、同じ短大時代の男子同級生も合流。大きな苦難に直面した高畑を、同級生はどう見ていたのか。

　また、高畑が“演技の天才”として尊敬の眼差しを送っていたという男子同級生の“今”を調査してみると、伝説のお笑い番組で優勝を果たすという、超スゴイ経歴を持っていたことが判明。しかもその後、波乱万丈の人生を歩んできたことも発覚。そんな彼に、今の高畑について聞いてみると、同級生にしか言えない熱い言葉に、堀内が思わずもらい泣きしていた。

　スキマスイッチのボーカル・大橋卓弥が気になっていたのは、中学時代の同級生で、大橋の母親から「卓弥より、あの子の方が歌声が良いから、卓弥はボーカルはやめた方が良い」とまで言われた美声の持ち主。“大橋より良い声だった”という音楽的才能にあふれた同級生は今、何をしているのか？

　キーボードの常田真太郎が名前を挙げたのは、常田が“居場所がなかった”という中学校時代、“心の拠り所”のような存在だった心優しい同級生。彼は、クラスで居場所がないと感じていた常田に話しかけてくれた、明るくてやさしい人物だったという。そんな彼の今を調査してみると、“世界に一つだけ”のある商品に携わる、意外すぎる仕事についていたことが判明する。