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『ドカベン』完結 46年の歴史で単行本シリーズ累計205巻に

 水島新司氏の国民的人気野球漫画『ドカベン』シリーズの最終章『ドカベン ドリームトーナメント編』が、28日発売の『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)31号で完結した。46年の歴史に幕を下ろし、単行本のシリーズ累計は205巻になることが発表された。

 「ありがとうドカベン。巨匠激筆最終回特別号」と銘打った同誌では、巻頭カラー12ページ+28ページと合計40ページで掲載。ドリームトーナメント決勝戦延長12回裏、東京スーパースターズの山田太郎が、京都ウォーリアーズの中西球道を相手に、4試合連続サヨナラホームランのかかる打席に臨む姿が描かれている。

さらに、最終回を描き終えた水島新司氏の読者への特別メッセージ、生誕46年にわたる「ドカベン」シリーズの歴史をひも解く年表記事や、最終回特別号の表紙イラストが描かれたQUOカード200名プレゼント企画も掲載している。

 1972年から連載がスタートした『ドカベン』は、神奈川県の明訓高校野球部に所属する主人公の「ドカベン」こと山田太郎と、同級生でチームメイトの岩鬼正美、殿馬一人、里中智、微笑三太郎などの仲間たちを中心とした高校野球が舞台の野球漫画としてスタート。76年にはフジテレビ系列でアニメ化され、77年には東映で実写映画化、ゲーム化もし、漫画は81年まで連載された。

 その後は続編として、『大甲子園』(83〜87年)、『ドカベン プロ野球編』(95〜03)、『ドカベン スーパースターズ編』(04〜12年)が掲載。連載が終了する『ドカベン ドリームトーナメント編』は1作目の連載40周年を記念して12年からスタートし、水島氏の全作品のキャラクターが一堂に集結する集大成的作品となっていた。『ドカベン ドリームトーナメント編』の第33巻が8月8日、34巻が9月7日に発売し、単行本はシリーズ合計で205巻まで刊行される。

 また、プロ野球選手にも愛読されていた作品で、元プロ野球選手の香川伸行さんは、横幅の大きな体格で主人公・山田に体型が似ていたことから、“ドカベン”の愛称で呼ばれていたり、作中に描かれた伝説的なプレーが現実世界で起きるとニュースになるなど、球界にも大きな影響を与えてきた。

 完結されることが発表された21日は、ネット上で「長寿作品が完結するとなると寂しい」「単行本そろえないとな」とファンから悲しみの声があがっていた。



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