タレントの木下優樹菜、歌手の青山テルマが20日、都内のスタジオでインターネットテレビ局・AbemaTVの7月14日から始まる恋愛リアリティーショー『私の年下王子さま』（毎週土曜 後10：00）の初回収録に参加。その後、取材会を開き、木下は夫・FUJIWARAの藤本敏史にキュンとしたことを明かした。

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　同番組はフレッシュな“年下王子”たちが、恋愛経験豊富な年上女性をときめかせることができるのか？を検証すべく男女の恋愛模様を追いかける。お泊り旅行や抜けがけの個別デート、ホームパーティーなどを通して仲を深め合い、年下王子から女性に告白することがルールで年下王子たちは、たとえフラれてしまっても番組への参加は続行でき、一筋縄ではいかない年上女性に対して何度も告白するチャンスがある。

　年下王子として出演するのは“負けず嫌いなナマイキ王子”西野龍太、“秀才さわやか王子”早瀬慧、“ふんわり系チワワ王子”世古口凌、“ストレートな男気王子”田中理来、“女性に不慣れなピュア王子”葵尉（あおい）といった個性豊かなイケメンたちとなっている。年下王子たちが恋をする女性には「過去の悲恋から恋をすることに億劫になっている…」「年下を恋愛対象としてみたことがない…」「男性に心を閉ざし気味…」など、全員が年下男性との恋愛経験がないなど、男性陣にとって手ごわい “オトナ女子”たちとなっている。

　木下はスタジオMCを務め、親交の深いテルマが第3話までのゲストを務める。この日の“ドレスコード”は年下の男性とデートするならというもので木下は胸元が大胆なシースルー素材でできた衣装で「年下の男の子の同世代にはいないようなファッションにしました。お姉さんぶりました」とにやり。事前に年下の男性が好きな服をリサーチしていたそうで「好きな下着まで調べちゃって。めちゃくちゃ詳しい（笑）。とりあえず、スカートはマスト」とポイントを語っていた。一方、スポーティな装いのテルマは「うちは（木下と）真逆で動きやすく。普段の私とデートする私にギャップがほしくない。どうせ、付き合ったらパジャマはスウエットだから（笑）。最初にキメキメで行ったところで、いつかはバレる。最初から自分らしい服で」と解説していた。

　収録を終えた木下は「ちょっとお姉さんぶりたい自分がいましたね」と苦笑いし「自分も好きになっちゃうかもしれない男の子にも出会えた。擬似的に楽しめる番組だなと思いますね」と恥ずかしそうに語った。推しの王子について「いい人は残りやすい。残ったいい人をお姉さんがどうにかしてあげたいって気持ちになりました。今、その子のことがすごく好きです」と熱く語り「告白しちゃった」と照れた。

　年下王子のキュンポイントを聞くと「ちょっとかっこつけているところがかわいい。どこかで聞いたんだろうなってやつを、そのままやってたり」とたまらない表情に。テルマも「わかる！」と同調した。

　現実世界での夫は藤本。テルマは木下＆藤本夫婦と家族ぐるみの付き合いをしている。木下は「家族ぐるみですしね。私たち夫婦のけんかの途中に呼んで、朝の7時までいてもらったこともある。全部、丸ごと見てますね」と気恥ずかしそうに明かす。一方のテルマは「最近、落ち着いてよかった。呼び出される回数が減ったので。呼び出されないと、うまく行ってるんだって思いますね」と夫婦関係のバロメーターになっていることに苦笑いだった。

　テルマも混じった場合のけんかの様子も告白。木下は「フジモン＆テルマ対優樹菜みたいな感じになって。2人とも関西弁なのでボコボコですね」と話せばテルマは「私がいることによって、フジモンも強くなる（笑）。『きょうはテルマがいるから俺、言うけどアレはホンマに嫌や』みたいな。優樹菜は親友なんですけど親友だからこそ、あまり肩は持たないんです。できるだけ、真ん中にいるようにしているんですけど、フジモンが言ってることが間違いないときは言いますね」と関係性を語っていた。

　また、木下は藤本に最近、胸キュンしたという。「正直、キュンとするところはないんです」と笑いながらも「3日前ぐらいにキッチンで食器を洗い終わってリビングにいる子ども達を眺めていたら、横から旦那が来てサイドハグをしてきたんです。そのときに、え〜ってなりました」と頬を赤らめた。「10年、一緒にいて初めて」だそうで「何の前触れもなく。『敏史、どうした』みたいな感じでした」と照れ笑いを浮かべた。

　そのときのリアクションについて聞くと「恥ずかしくなっちゃって…。子どもを使いました。『パパが横からギュってしてきたんですけど！』って。そしたら、子どもは自分のおもちゃのカメラで写真をいっぱい撮ってましたね」。藤本がサイドハグした理由も推察。「3ヶ月ぐらい前に、いろいろぶちまけるけんかがあって、そこから変わりましたね」と話し「ホントにビックリしましたね。9年ぶりぐらいに『え〜』ってなりました。敏史、生まれ変わりましたね」と相変わらずけんかをしながらもラブラブな結婚生活を送っていることを明かしていた。