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高畑充希、ジャニーズWEST・小瀧とのキスシーン「長身に助けられた」

 女優の高畑充希草刈正雄がW主演を務めるカンテレ・フジテレビ系スペシャルドラマ『68歳の新入社員』(後9:00)がきょう、放送される。老舗の和菓子会社・羊堂本舗のOL・工藤繭子(高畑)が定年退職後、カムバックした“40歳年上”の新入社員・仁井本和夫(草刈)が部下となったことをきっかけに成長していくハートフルなヒューマンドラマ。「派手なお話ではないのですが、セリフがかわいいです。普段話している中で、ちょっとお互いにニヤっとしてしまうようなセリフが。すごく優しさがあるから、何があっても『こういう大変な時もあるよね』『次も頑張れちゃうよね』と共感できると思います」と自信を込めた。

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 いわゆる“デキる女”である繭子だが社内の古株の先輩男性社員から、ねたみからか厳しい視線を浴びせられ、執ような問い詰めにも合うというキャラクター。「パワハラというものがどこかちょっと遠い存在でしたが、結構、身近にごろごろと転がっているのかな?と感じました。女優の仕事では、先輩・後輩関係はありますが、上司・部下の関係はありません。上司に言われたら絶対だ、というのが無いのです。ですが、会社組織では、上司に言われたら、絶対。例えば急な異動の話にも応じないといけません。絶対や理不尽もあって大変だな、と思いました」と想像をめぐらせた。

 ドラマでは、繭子や仁井本の、仕事観や私生活が変化する様子が描かれる。高畑は自身の仕事観について「仮に一生遊んで暮らせるお金をもらっても、逆にプライベートが楽しくなくなると思います。好きな仕事をしているからこそ、つらいことも達成感も、結局は楽しく感じられるのだと思います」と持論。負荷がかかった中で楽しみを見つけたり、プライベートで休憩したりというメリハリが出来るので、こうして仕事があるのはありがたいです」と改めて実感していた。

 今回、40歳差の上司・部下という異例の関係を共に演じた草刈には、大先輩とあって、当初は遠慮があったというが、次第に関係を楽しめるようになったそう。「最初はさぐりさぐりでしたが、どんどんリラックスできるようになりました。草刈さんはすごく温かくて、チャーミングなんです。何でも話せてしまう空気感がありました。作品の序盤は、繭子が仁井本にイライラするところもありますが、後半は一緒に会話するのが楽しくて、どんどん距離が縮まって行くのをリアルに感じました。草刈さんって、マイナスイオンが出ている感じなんですよ!」とすっかり癒やされた様子で語っていた。

 また、同棲中の恋人・小野諒を演じるジャニーズWESTの小瀧望とはキスシーンもあり、「繭子が『ハグして』とおねだりするシーンは、“リアル彼氏感”かもしれませんね。カフェのカウンター越しのキスシーンがあったのですが、結構遠くて(笑)。そこは小瀧さんの長身に助けられました」と胸キュンシーンもみどころとなりそうだ。


〜あらすじ〜
昔ながらの味と信頼で親しまれ、そこそこの人気を保っている和菓子会社の羊堂本舗。新たな客層をつかむため、新規事業開発に乗り出すことに。そのリーダーを務めるのが28歳の工藤繭子(高畑充希)。他社からヘッドハンティングされてきた彼女だが、新規事業開発の難しさに悪戦苦闘し、社内のプレッシャーにもさいなまれていた。
そんなある日、“新入社員”の仁井本和夫(草刈正雄)が、突然、工藤の部下として配属されてきた。工藤は仁井本が自分より40歳も年上だと知り、あ然として、怒りすら覚えてしまう。「過去を自慢しながら仕事をするのか?それともまっさらな新入社員として新たな仕事をするのか?」と突きつけ、指導役を引き受けるが、スマホを持たず、タブレットも知らない仁井本に、途方に暮れる。

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  • 高畑充希
  • ドラマ初共演を果たす(左から)草刈正雄、高畑充希

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