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【3年C組】敗者復活合格者に聞く Youは何しに青春高校へ!?(前編)

 テレビ東京で放送中の生放送バラエティー『青春高校3年C組』(月〜金 後5:30〜5:55※関東ローカル)の第10週(6月4日〜8日)は「敗者復活ウィーク」と称して、入学希望者として出演し、合格できなかった人たちの中から2度目のチャンスを掴み取った7人が1週間、さまざまなチャレンジを通して自分をアピールした。その結果、7人全員合格という番組初の快挙(?)を達成。一度落ちてしまっても、あきらめきれなかった青春高校。Youは何しに青春高校へ!? Youたちは青春高校の何に引きつけられているのか。

テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した7人(左から)宮本ひなの、山口茜、渡邉聖明(奥)、出口晴臣(手前)、女鹿椰子、小倉可愛、長野雅 (C)ORICON NewS inc.

テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した7人(左から)宮本ひなの、山口茜、渡邉聖明(奥)、出口晴臣(手前)、女鹿椰子、小倉可愛、長野雅 (C)ORICON NewS inc.

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 敗者復活ウィークに登場したのは、長野雅さん(ながの・みやび、18歳・茨城県)、宮本ひなのさん(みやもと・ひなの、17歳・千葉県)、山口茜さん(やまぐち・あかね、19歳・神奈川県)、出口晴臣さん(でぐち・はるおみ、19歳・東京都)、渡邉聖明さん(わたなべ・まさあき、18歳・東京都)、女鹿椰子さん(めが・やこ、16歳・千葉県)、小倉可愛さん(おぐら・えの、20歳・東京都)。

 Youたちは、5月21日から28日まで、「SHOWROOM」で『リベンジ追試験!3年D組』と称した生配信企画に参加。復活への意気込みを自主的に生配信でアピールし、視聴者からの星(無料ポイント)、ギフティング(有料ポイント)、コメント数によってランキング。上位3人に入ったのが、長野さん、宮本さん、山口さんで、ほかの4人は審査員特別賞を獲得して、敗者復活ウィークへ這い上がっていった。

■SNS世代の感覚

 「SHOWROOMがすごくつらかった」と打ち明けたのは、出口さん。「かわいい女の子はそれだけでたくさんの人が見に来てくれるからいいけど、自分は何か目立つことをやらないと、誰も観に来てくれない。ひとり暮らしの部屋でひとり生配信をやっているのが、本当につらくて。何度も心折れそうになりましたけど、昔からの友達が『頑張れ!』って連絡くれたりして、なんとか続けることがきました。こんな機会でもなかったら、SHOWROOMで生配信することなんてなかったと思うので、もしまた落ちちゃったとしても、いい経験ができたと思うようにしようと、ポジティブに考えるようにしていました」。

 無事、合格を果たして、頑張った甲斐があった。出口さんは男子校出身で、第2週に出演した際、この春、大学デビューを狙っていたものの、女の子にモテるどころか友達もいないとなげいていたが、「自己紹介でテレビに出たことを言うとすごく食いつきがよくて(笑)。便利な自己紹介ネタとして青春高校を使っていたら、友達もたくさんできました。ダンスサークルの仲間も応援してくれています。青春高校も大学生活も両方大事にしていきたい」と充実した表情を見せていた。

 出口さんと同じ第2週の入学希望者だった宮本さんは、モデルやタレントのオーディションにも挑戦していた中、『青春高校』にも応募。

 「ほかと違って、青春高校は公開オーディションみたいなところがあって、5日間あったので、『きょうはここが良かったよ』とか、『もっとこうしたら?』とか、いろいろ意見も聞けて勉強になりました。ツイッターではめっちゃ、叩かれていたけど…『宮本いらない』とか…。それでも、もっといろんなことを学びたいと思ったし、いま通っている高校より、青春高校の方が楽しくて。3年C組が本当のクラスだったらいいなって思った。一度ダメでもあきらめたくなかったです」。

 SNSで誰かとつながり、他人の目に自分がさらされていていることが当たり前になっている今の若者たちには、ネット上の反応にもある程度の覚悟と耐性ができているのかもしれない。それ以上に、生放送というどこかアナログ的な青春高校でのリアルな体験に魅力を感じているよう。

 女鹿さんは、バイトAKB出身者で、「第2回ドラフト会議」候補者(オーディション3次審査合格者)にも名を連ねていた(指名はならず)。応募動機を次のように話す。「秋元康先生がプロデュース、受けなきゃ! という焦った気持ちで応募しました。中学生の頃からいくつもオーディションを受けてきて、本当に芸能界に憧れていたので、とにかくひっかかってくれたら、という気持ちが大きかったです」。

 それが「変わった」と。「青春高校の第4週に呼んでもらって、5日間過ごしていくうちに、青春高校のみんなと一緒に、青春したい、という思いに変わっていったんです。ほかのオーディションを受ければいいや、ではなく、やっぱり青春高校で頑張りたい。そう思ったので、敗者復活にかけることにしました」。

 「青春したい」ってどういうこと? 女鹿さんは「普通の高校だったら集まらないようなメンバーがそろっているので新鮮だし、みんな、いい人たちだから、一緒にいて楽しい。そう思える居場所があって、その時、その時を全力で楽しむのが青春だと思います。来週からは、みんなと一緒に思いっきり楽しんで、番組を観ている人にも楽しんでいただけるようにやっていきたいです」。

 ちゃんと、視聴者のことも考えているところが、なんだかすごい。宮本さんも「たくさん応援もしてもらって、無事、青春高校に合格できたので、これからは、番組を観てくださる方が笑顔になれるように、3年C組の皆と一つひとつのことを楽しんで、番組を作り上げていきたいと思います」と、コメントがアイドル。これがSNSの普及による「誰でもアイドル」化現象なのか、と感心する。

 出口さんは「青春高校のいいところは、個性を肯定してくれるところ。おかしなことを言ったり、やったりしても、担任の芸人さんたちが優しい笑いに変えてくれるところが素晴らしいと思います」と的確に分析。さらに「僕は放送を通じて、自分はどういうキャラクターなのか、周りにどう見られているのか、何を求められているのか、もっと自分で自分を客観視できるようになりたいと思っています。テレビに映っている自分を見て感じたり、同年代のクラスメイトとか、視聴者の方とか、スタッフさんとかに指摘されたりするのも貴重な経験だと思う」と、自分探しの場としての魅力を語っていた。

 ほかの4人の話は後編で。

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  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した7人(左から)宮本ひなの、山口茜、渡邉聖明(奥)、出口晴臣(手前)、女鹿椰子、小倉可愛、長野雅 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した宮本ひなの(C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した女鹿椰子 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した出口晴臣(C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した山口茜(C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した渡邉聖明(C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した長野雅 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ東京『青春高校3年C組』第10週敗者復活ウィークで合格した小倉可愛 (C)ORICON NewS inc.

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