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クールな楽曲で魅了する5人組アジアンバンドDAY6が見せるギャップとは?

 今年3月に日本デビューしたアジアン5ピースバンド、DAY6。メンバー全員がボーカルと楽器を担当し、作詞作曲も手がける才能溢れるグループだ。2015年に韓国でデビューして以来、世界にも目を向けた活動を続け、今ますます注目度が高まっている彼らに、ORICON NEWSが単独インタビューを行った。重厚なロックサウンドが織りなすクールなステージとは異なる、意外なギャップも見せてくれた。

クールなサウンドでファンを魅了するDAY6

クールなサウンドでファンを魅了するDAY6

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■個性的なボーカルの絶妙なハーモニーが魅力 1曲の中でさまざまな彩りを感じてもらえるはず

 『SUMMER SONIC 2017』に出演するなど話題を集めていたDAY6が、今年3月に日本デビューを果たした。6月にはベストアルバム、日本では初となる単独コンサート、7月にはセカンドシングルが決定するなど、2018年、本格的に日本での活動を開始している。

 「昨年『SUMMER SONIC』に出演させてもらったときは、観客のみなさんが僕らの音楽に共鳴してくれたな、と思った矢先に出番が終わってしまったことが心残りだったんです。今回単独コンサートが決まったので、思う存分観客のみなさんのパワーを感じたいなと思っています!」(ジェイ)

 DAY6最大の強みは、は5人全員で歌うこと。全員が楽器を演奏しながら、ボーカルも務める。その声はそれぞれ個性的で、クールなサウンドに五人五色の花を添えている。「5人の歌声はまったくカラーが違うんです。1曲の中でもさまざまな彩りを感じてもらえると思います」(ソンジン)

 “メンバーのボーカルを色で例えるなら?”という質問に対し、それぞれの色を議論した彼ら。全員の意見はバラバラで、バーガンディのような落ち着いた色から、蛍光色のような目立つ色まで、さまざまな意見が登場した。「それぞれの視点や考え方はまったく違うんですけど、それが合わさると絶妙なハーモニーが生まれるところが、僕たちDAY6の魅力なんです」(ヨンケイ)


■日本語作詞にかかった時間はいつもの5倍 それでも自分たちで表現したかった

 全員が楽曲制作にかかわるDAY6は、どのように楽曲制作を進めているのだろうか。
 「楽曲によって、メインとなるメンバーは違うんですが、しっかり話し合いの時間を設けて、メンバー全員でアイデアを出し合いながら作りあげていきます。意見が食い違ったときは、まず一人ひとりが自分の意見をしっかりアピールした上で、多数決で決めるんですよ」(ジェイ)

 人気曲「I Wait」では、日本語の作詞にも挑戦しているが、やはり日本語の歌詞を作るのは難しかったという。まずは自分たちの表現したい言葉を韓国語で並べてみて、それを辞書を駆使して日本語に訳す。それを改めて韓国語に翻訳し直して、意味が通じるのかを確認する…ということを繰り返したとか。かかった時間は、韓国語の歌詞をつくるときの5倍ほど。

 「時間はかかったけど、自分たちで表現したかったんです。日本語の響きも好きなので、最後まで取り組んでよかったなと思っています」(ヨンケイ)


■日本での目標は、「日本のアニメの主題歌を歌いたい」

 そんなDAY6に、日本活動に向けての意気込みを聞いてみると、「やっぱりライブが僕らの音楽を伝える最適な手段だと思っているので、たくさんの人に来てもらいたいです」(ドウン) 「いずれは武道館ライブもやってみたい!」(ソンジン)など、ライブへの強い思いが聞こえてきた。

 また、ライブ以外での目標を尋ねてみると、「日本のアニメの主題歌を歌いたい」という言葉が飛び出した。「みんな日本のアニメが大好きなんです。僕が日本のアニメを見ていると、ドウンさんが隣に来て一緒に観ることがありますが、彼は日本語をほとんど聞き取れていますよ。隣で通訳してくれるんです。」(ヨンケイ) 「日本語はアニメで勉強しているんです!」(ドウン)

 実際、インタビュー中も、できる限り日本語で答えていた彼ら。楽曲の歌詞も自分たちの思いも、自分たちの言葉で伝えたいという思いが伝わってくる。いつかライブのMCも日本語でしてくれるかもしれない。

 日本活動中のプライベートでの楽しみについては、「全員で秋葉原に行きたい」とドウンが言い出すと、全員が口を揃えて「行きたい!」 「フィギュアやポスターを買って飾ろう!」と盛り上がった。メンバー同士とても仲が良く見えるが、「毎日ケンカですよ」と笑う。「きっかけは本当にくだらないことなんです。『何を食べるか』とか。争いというよりも、じゃれ合いですね。ふざけながら言い合いをするのがすごく楽しい。みんな大好きです!」(ソンジン) 「違和感を感じたり、自分はそうは思わないと思ったときは、その場で全部腹を割って話します。だから、後に残らないんです」(ジェイ)

 クールなステージでファンを魅了しているDAY6だが、全員明るくて仲が良い。親しみやすいグループだ。「かっこいいイメージはステージの上だけで十分だと思うんです。ファンのみなさんにとって身近な存在でいたいですね」(ソンジン)

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