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15回目のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭、コンペ部門をリニューアル 3大特別企画も実施

 今年で15回目を迎える『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018』ラインナップ記者発表会見が4日、都内で行われ、実行委員長を務める埼玉県知事の上田清司氏、国際コンペティション審査委員長を担当する女優の渡辺真起子らが出席した。

国際コンペティション審査委員長を担当する渡辺真起子 (C)ORICON NewS inc.

国際コンペティション審査委員長を担当する渡辺真起子 (C)ORICON NewS inc.

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 同映画祭は、世界中から、エンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募し、次代を担うクリエイターを発掘することにより、新たな映像産業の発展に寄与することを目的に埼玉県川口市で2004年よりスタート。現在では映画製作の主流となったデジタルで撮影・製作された作品のみにフォーカスした国際コンペティション映画祭となっている。

 今回、映画祭の中核である「コンペティション」をリニューアルし、「国際コンペティション(長編部門)」と「国内コンペティション(長編部門、短編部門)」の2部門3カテゴリー制を採用。今年の国際コンペティションには、過去最多となる98の国と地域からエントリーがあり、その中から厳選した国際コンペティション10作品、国内コンペティションの長編部門4作品、短編部門9作品がノミネートされる。

 国際コンペティションの審査委員長という大役に、渡辺は「大変緊張しております」と率直な思いを吐露しながらも「どうしていいかわからないですけど、とにかく楽しい映画祭に新しい視点が見つかりますように、川口から世界へ…ということで、ほかの審査員の方々と一緒に精いっぱい、誠実に作品を拝見して、参加させていただきたいと思います」と言葉に力を込めていた。

 そのほかにも、15周年を記念して、日本映画界が期待を寄せる埼玉出身の4人の映画監督(石井裕也監督、入江悠監督、沖田修一監督、吉田恵輔監督)にスポットを当てた「飛翔する監督たち from SAITAMA」、黒澤明やホウ・シャオシェンといった古今東西の名匠たちの映画哲学を追ったドキュメンタリー作品を特集上映する「名匠たちの軌跡」、子どもから大人まで幅広い人気を誇る世界的大ヒットアニメ「怪盗グルーシリーズ一挙上映」の3つの特別企画が実施される。

 同映画祭は、7月13日から22日まで埼玉県川口市のSKIPシティ、MOVIX川口で行われる。

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  • 国際コンペティション審査委員長を担当する渡辺真起子 (C)ORICON NewS inc.
  • 『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018』ラインナップ記者発表会見に出席した(左から)桝井省志氏、八木信忠氏、奥ノ木信夫氏、上田清司氏、中泉裕矢氏、渡辺真起子、土川勉氏(C)ORICON NewS inc.

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