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映画『空飛ぶタイヤ』プロデューサーが明かす “俳優”ディーン・フジオカの魅力

 池井戸潤氏のベストセラー小説を初めて映画化した『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開)。同作に出演するディーン・フジオカについて、矢島孝プロデューサーが撮影現場での様子や俳優としての魅力を語った。

映画『空飛ぶタイヤ』に出演するディーン・フジオカ (C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会

映画『空飛ぶタイヤ』に出演するディーン・フジオカ (C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会

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 同作は、トレーラーの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)が、自社の無実を証明すべく、製造元の大手自動車会社がひた隠す不正を暴く闘いに挑む。ディーンは、赤松からトラック脱輪事故の再調査要求を受ける大手自動車会社のカスタマー戦略課課長・沢田悠太を演じている。

 香港でモデルとして活動を始めたディーンは、映画『八月の物語』で俳優デビュー。その後も海外を拠点としさまざまなドラマ・映画作品に出演。日本ではNHK連続テレビ小説『あさが来た』での五代友厚役が注目を集め、『第41回エランドール賞』の「新人賞」を受賞。歌手としてテレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」のオープニングテーマや、主演ドラマ『今からあなたを脅迫します』の主題歌を手がけるなど、幅広く活動している。

 矢島氏は、クールな一面と熱い内面をもつ沢田役にディーンを起用した理由について「まずは一目見てエリート感があることが重要でした。スーツを着てオフィスに座っているときに、それだけで過去も透けて見えるような感じと、揺れ動く二面性のある沢田役はディーンさん以外には考えられませんでした」と語る。

 現場でのディーンの様子について「ロケの支度部屋がカラオケルームだったことがあり、待ち時間に自らマイクを取って何曲も歌って、共演者やスタッフと盛り上がったそうです」と明かし、「長瀬さんとは同時代の音楽好きということもあり、初共演とは思えない感じでした」と振り返る。

 “俳優”としての魅力は「放浪の旅をしていた経験が俳優としてのバックボーンに深くあるのだと思います。役作りのディスカッションの時などに英語での思考が出てくるなど、日本的思考からはみ出した部分」だといい、同作では、「会社員として組織の中で生きている姿と時折見せる本音の部分、本作の中で実は一番人間臭い沢田というキャラクターを、ディーンさんが涼しげに熱演します。特に長瀬さんと対峙するラストシーンは必見です」と見どころを紹介した。

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  • 映画『空飛ぶタイヤ』に出演するディーン・フジオカ (C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会
  • クールな一面と熱い内面をもつ沢田を演じている (C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会
  • 映画『空飛ぶタイヤ』場面写真 (C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会
  • 映画『空飛ぶタイヤ』場面写真 (C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会
  • 映画『空飛ぶタイヤ』場面写真 (C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会

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