アカデミー賞で9部門ノミネートされた映画『グランド・ブダペスト・ホテル』を手がけたウェス・アンダーソン監督(49)が22日、都内で行われた映画『犬ヶ島』来日舞台あいさつに俳優の野村訓市(44)と夏木マリ(66)とともに出席した。
同作は、日本を舞台とし失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描いた作品で、第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した。ウェス・アンダーソン監督は13年ぶりに来日し「製作中に娘が生まれたんです。今、2歳半なんですが、私は娘が生まれてからこの映画に携わっているので、娘も映画のシーンを観て日本のことを考えている。今回初めて娘と妻と来日し、娘がとにかく喜んでいて異常な興奮が僕にも伝染してうれしかった」と来日できたことを喜んだ。
日本が舞台の映画ということで、製作するにあたりアンダーソン監督は「脚本家やスタッフとひとつの質問を自分たちに投げかけました。『黒澤(明)さんなら、どうするだろうか』と。映画を作りながら努力したのですが、我々はこの問いに答えを出すことができませんでした。しかし、黒澤監督の映画のインスピレーションなくして、この映画を作ることはできませんでした」と、改めて巨匠への敬意を口にした。
野村、池田、夏木らが吹替えを務めており、野村は「世界的な監督が日本を舞台にした映画を作るのは、なかなかないこと。友人として仕事を振ってもらったことを光栄に思っています」と言い、夏木も「ベルリン映画祭で初めて仕上がった映画を観た時、私のちょっとの声がウェスの世界のパーツの一部になれて感激しました」と感謝した。
最後にウェス監督は「長い年月をかけて作りました。この映画はほかの国でも上映されていますが、僕にとってはきょうがワールドプレミアです。日本のファンに楽しんでもらいたいです」とアピールした。
この日は、村上虹郎、伊藤晃、池田エライザ、コーユー・ランキン、ジェフ・ゴールドブラムも出席した。
同作は、日本を舞台とし失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描いた作品で、第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した。ウェス・アンダーソン監督は13年ぶりに来日し「製作中に娘が生まれたんです。今、2歳半なんですが、私は娘が生まれてからこの映画に携わっているので、娘も映画のシーンを観て日本のことを考えている。今回初めて娘と妻と来日し、娘がとにかく喜んでいて異常な興奮が僕にも伝染してうれしかった」と来日できたことを喜んだ。
日本が舞台の映画ということで、製作するにあたりアンダーソン監督は「脚本家やスタッフとひとつの質問を自分たちに投げかけました。『黒澤(明)さんなら、どうするだろうか』と。映画を作りながら努力したのですが、我々はこの問いに答えを出すことができませんでした。しかし、黒澤監督の映画のインスピレーションなくして、この映画を作ることはできませんでした」と、改めて巨匠への敬意を口にした。
野村、池田、夏木らが吹替えを務めており、野村は「世界的な監督が日本を舞台にした映画を作るのは、なかなかないこと。友人として仕事を振ってもらったことを光栄に思っています」と言い、夏木も「ベルリン映画祭で初めて仕上がった映画を観た時、私のちょっとの声がウェスの世界のパーツの一部になれて感激しました」と感謝した。
最後にウェス監督は「長い年月をかけて作りました。この映画はほかの国でも上映されていますが、僕にとってはきょうがワールドプレミアです。日本のファンに楽しんでもらいたいです」とアピールした。
この日は、村上虹郎、伊藤晃、池田エライザ、コーユー・ランキン、ジェフ・ゴールドブラムも出席した。
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2018/05/22