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国際俳優・葉山ヒロ『モンテ・クリスト伯』で連ドラ初出演 香港マフィアを熱演

 香港や中国で活躍する俳優の葉山ヒロ(43)が、フジテレビ系ドラマ『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(毎週木曜 後10:00)の第6話(24日放送)から出演することが決定した。葉山が日本の連続ドラマに出演するのは初めてのこと。

香港・中国で活躍中の国際俳優・葉山ヒロが連続ドラマ初出演

香港・中国で活躍中の国際俳優・葉山ヒロが連続ドラマ初出演

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 京都出身の葉山は、台湾旅行時にスカウトされ、現地でモデルとして活動をスタートし、香港のアカデミー賞を総なめにしたジャッキー・チェン作品『新・警察故事/New Police Story(邦題:香港国際警察/2005年日本公開)」にメインキャストとして出演。現在は中国で自ら製作会社を持ち、映画のプロデュースを行うなど俳優以外にも幅広い活動をしている。

 かつて日本の撮影現場を見て「すごく緊迫した雰囲気で楽しくなさそうな感じた」という葉山は、「海外生活20年で私本人が関西弁しか話せないため、日本のオファーは断り続けた」という。今回は偶然帰国のタイミングでオファーを受け、脚本を読み「とてもとても面白い内容だったことと、香港人役というのも僕にぴったりの役柄」と快諾。作中で演じるのは南条幸男(大倉忠義)の過去を知る謎の香港マフィアのダニー・ウォンで、広東語と日本語の両方のせりふを操る。

 自身と同様に、海外でも活躍し本作の主演を務めるディーン・フジオカについて「日本での活躍を海外で知り、正直にうれしいのと、彼のブレイクを生かしもっとこの先海外で活躍している日本人が国内で海外のノウハウを伝え、日本の芸能界が逆に海外で幅広く活躍できる事を願っております」と期待を寄せている。

 太田大プロデューサーは葉山の起用の経緯について「ダニーという香港人の設定にリアリティーを持たせたく、香港で活躍されている葉山さんがちょうど日本にいらっしゃったタイミングでもあり、ご出演をお願いしました」と説明。「流ちょうな広東語とワイルドな魅力が、香港マフィアのボスという役柄に大きく説得力をもたらしてくださいました。過去の陰惨な事件のシーンでは、大がかりな立ち回りが必要でしたが、数々のアクション映画にご出演されたその身のこなしはさすがに一流で、撮影時にはアクションの立ち回りなどもご提案いただき、とてもありがたかったです」と感謝した。

 先週放送の第5話ではついに殺人事件が起こり、作品の緊張がさらに高まってきた『モンテ・クリスト伯』。南条幸男の陰が徐々に明らかになり、それによって意外な人物の素性も判明するなど、大きな展開を迎える物語に、海を超えた葉山の演技が刺激をプラスしてくれそうだ。

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