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是枝裕和監督『万引き家族』カンヌで上映 約9分のスタンディングオベーション

 フランスで開催中の『第71回カンヌ国際映画祭』で現地時間13日、コンペティション部門に選出された是枝裕和監督の『万引き家族』(6月8日公開)が上映された。約9分間のスタンディングオベーションで観客から賞賛を受け、是枝監督は「客席との一体感もある良い上映だったと思います」と話した。

 同作は、万引きを生業にしながら、東京の下町で暮らす一家の姿を描く。レッドカーペットには是枝監督、キャストのリリー・フランキー安藤サクラ松岡茉優樹木希林、子役の城桧吏、佐々木みゆが登場。まるで本当の家族のような雰囲気をまといながら、ゆっくりと会場に向かった。

 2200席を有する会場のグランド・シアター・リュミエールは満席。上映後、スタンディングオベーションを受けると、是枝監督とキャストの目にも思わず光るものが浮かび、リリーにおいては眼鏡をとり、涙を拭う姿も見られた。

 是枝監督は「出来上がって間もないので、直したいところはないかというのを確認しながら観てるような状況ではあるんですが(笑)、ただ、2時間緊張感失わずに作れたなと思っていたのでちょっとホッとした部分と、終わった後の拍手が夜中にも関わらずあんな風に温かくそして長くいただけたので本当によかったと思います」とコメント。

 同映画祭に初参加した安藤は「うちの母(安藤和津)のかねてからの夢がいつか誰かにカンヌに連れていってもらうことだと小さいときから聞いていて、今日は母の日ですし、ここはいっちょ親孝行したろって思いまして(笑)、母を連れてくることができました。まさか末っ子の私が、やっと母の夢をかなえてあげることができてよかったなと思います」と満足げ。

 同じく初参加の松岡は、街を歩いて同作のオーディションを思い出したといい、「私みたいに、飛びぬけて華やかなルックスじゃなかったりとか秀でたものがない人も、チャンスとかラッキーとか奇跡ってあるんだなって思って。でもそれがチャンスとかラッキーじゃなくて、私が頑張りましたって胸を張って、ここにまた戻ってきたいなと思ったので、これからも頑張ります」と決意新たにしていた。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」



関連写真

  • レッドカーペットに登場した(左から)リリー・フランキー、佐々木みゆ、安藤サクラ、是枝裕和監督、樹木希林、城桧吏、松岡茉優 (C)2018『万引き家族』 製作委員会
  • 世界から集まった観客やメディアの歓声に笑顔で応えた(C)2018『万引き家族』 製作委員会

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