90年代のアメリカ人女性初のトリプルアクセル成功者、フィギュアスケート選手のトーニャ・ハーディングを覚えているだろうか。五輪代表としての活躍以外にも、ライバルだったナンシー・ケリガン襲撃事件、リレハンメル五輪での靴紐ハプニングなど、まさに“お騒がせフィギュアスケーター”だった彼女。その半生を描いた映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』が、5月4日から公開される。主演のマーゴット・ロビーによるハーディングとシンクロ率100%の演技、懐かしさも感じるハデハデ衣装など、当時のことを知らない人でも楽しめる作品となっている。 最初に注目したいのは、マーゴット・ロビーの熱心な役作りが実を結んだ、ハーディングの完コピぶりだ。マーゴットは、撮影に入る前から週5回、1日4時間スケートを猛特訓。クリスマス・イブ、大晦日、さらには自身の結婚式の前日までアイススケートリンクに立っていたというほど、役作りに没頭したという。解禁された比較画像は、ハーディングが初めてトリプルアクセルに成功した、1991年の全米フィギュアスケート選手権での場面。トリプルアクセルといえば、かの羽生結弦選手も得意とするジャンプ。そんな難易度の高い技を成功させた当時のハーディングの写真と、演技でそれを成し得たマーゴット。弾けるような笑顔を見せる“2人のハーディング”を見比べてほしい。
2018/05/03