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足立梨花、デビュー10年を超えて「イメージをいい意味で裏切っていきたい」

 日本選手のメダルラッシュに湧いた2月のピョンチャンオリンピッで、NHK総合の中継番組に放送サポーターとして連日出演し、意外なタレント性を印象づけた女優の足立梨花(25)。4月からはBSジャパンで放送されている連続ドラマ『奥田英朗 原作「噂の女」』(毎週土曜 後9:00)で主役を務め、男を手玉にとり、噂だけが飛びまくる、本心がわからない謎の女を演じている。これまでの快活で清純なイメージを覆すような役にあえて挑む背景には、デビューから10年を過ぎた足立自身の、女優という仕事に対する意欲の表れでもあるようだ。

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 直木賞作家・奥田英朗氏の同名小説が原作。閉塞感漂う地方都市を舞台に、高校時代は、地味で目立たない存在だった主人公が、ある時を境に、魅力的な女に変貌をとげ小さな町の中で男たちを手玉に取り、のし上がっていく。しかし、彼女の周りで、男たちが次々に死んでいることが次第に明らかになっていく。

 美幸が愛する男は、金持ちばかり。しかも、全ての死因が、酔って風呂に入ったことによる溺死。その噂を聞きつけ、内偵に乗り出すのが町なかで女と何度もニアミスを繰り返しながらも未だ関わりを持ったことのない、所轄署の男性刑事。初めて遭遇した大きな事件(ヤマ)に、彼は大いに発奮する。

 前半は美幸に関するいろんな噂の元になるようなエピソードを中心に、後半は彼女に翻弄される人々の悲哀と笑いに満ちた悲喜こもごもが描かれる。果たして女は、刑事に捕まってしまうのか? はたまた、華麗に身を翻し、刑事の手をすり抜けることができるのか。

――足立さんが演じる、『噂の女』の主人公・糸井美幸は、セクシーで賢く度胸が据わっているけれど黒い噂の絶えない、謎の女。なんだかつかみどころのない女性ですね。

【足立】そうなんですよ。原作自体、糸井美幸という女性をその周辺の人々の視点から描いた作品なので、彼女が本当にどういう人間か、彼女自身がどう思っているのか、内面はわからない。参考になるものがないので、周りから見た美幸を具現化していくしかないと思いました。ドラマも各話で美幸のキャラが違っているので、本当に難しいですね。

 ドラマを観てくださる方々に、「本当はどういう人なんだろう?」と、思ってもらえるようにあえて、バラバラな印象を与えるように演じているんですが、全く別人に見えてしまっては破綻するので、監督(飯塚健ほか)と話し合いながら、メイクや衣装の力も借りながら、美幸を作っています。

――オリンピックの番組も、『噂の女』も、チャレンジしているな、って感じました。

【足立】去年11月にデビューから丸10年が経ちまして、これまでやってきたことは持続させつつも、もっと新しい挑戦をして、これまでのイメージをいい意味で裏切って、こんなこともできます、というのを見せていこう、という意欲がより高まっていました。そうしたら、オリンピックの番組や『噂の女』のような作品にめぐり合えたので、チャンスをいただいたからこそ、頑張らなきゃ、という気持ちでいっぱいです。

――10年という節目を迎えたことが、モチベーションになったんですね。

【足立】同期の3人(2007年ホリプロスカウトキャラバンからデビューした足立・入来茉里・真凛)で、LINE LIVEをしたんですが、3人で久しぶりに集まることができて、近況を報告しあって、お互い刺激を受けたというか、気を引き締めたというか、いいきっかけになりましたね。足立梨花といえば…というものを今はまだ探している途中なので、いろんなことに挑戦していきたいです。ずっと支えてくれているファンの皆さんには、こんな足立梨花もいます、というのをたくさん知っていきたいですし、そういう意味でも『噂の女』はタイミングもぴったり。いろんな人にドラマを観てもらって、驚いてもらいたいです。



関連写真

  • BSジャパンで主演ドラマ『奥田英朗 原作「噂の女」』が放送中。女優の足立梨花 (C)ORICON NewS inc.
  • つかみどころのない人物像を全力で演じる (C)ORICON NewS inc.

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